横浜アリーナがオレンジ一色に染まった。

リュ・シウォンのアリーナツアー「5th Anniversary Live 2009 JUMP」横浜公演。アリーナからスタンドまで、オレンジ色のペンライトを降って待ち構える12,000人の姿は、入場した人を圧倒させるほどだ。

季節にあわせて、サンタ帽、サンタ服を着用しているファンも目立ち、昨年の東京ドーム公演「CHIRISTMAS FOR YOU」を連想させた。

会場が暗転してモニターに「5・4・3…」とカウントダウンの数字が映ると、ファンもつられて大声でカウントダウンをスタート。「1」の歓声で、本日の主人公・全身ホワイトできめたリュ・シウォンが登場した。

登場により会場はスタンド席まで総立ち状態になり、高揚したムードのまま「Carry Oh」、「WINTER LOVERS」、「Party」とクリスマスムードたっぷりの曲を堪能した。

リュ・シウォン「(日本語)皆さん、こんにちはー!!」

「ハァハァ」と息切れをしながら、リュ・シウォンは会場をまぶしそうに見つめて日本語でコメントを続けた。

リュ・シウォン「(日本語)お久しぶりです。お元気でしたか～?東京ドームから1年ぶりですね～。会いたかったですか～?僕も会いたかったです。いーっつも会いたかったです!」

ドラマ『スタイル』の撮影もあり、リュ・シウォンは「今年はなかなか日本活動ができなかったです。」と残念そうに語り、こうしてコンサートができてすごくうれしいと笑みを浮かべた。

リュ・シウォン「(日本語)まず座ってくださーい!」

リュ・シウォンイベントでは恒例の「座ってください」の声かけに、ファンはすぐに従って着席した。着席するまでのあいだ、会場には「シウォン氏―!」、「オッパー!」、「モシッソヨー!」と声援が絶えない。中には男性の声援もあり、周囲の笑いを誘った。

リュ・シウォン「(日本語)はいはい、わかりました!(笑)」

少しでも間が空くと声援が飛ぶ。リュ・シウォンは声をしぼりだして声援を送るファンに笑いかけて、「5年間、たくさんの応援をありがとうございました。」と丁寧にお辞儀した。

リュ・シウォン「(日本語)実は～昨日は元気がいっぱいだったんですけど、今日は…。」

こちらも恒例の冗談。それでもアリーナいっぱいにファンの不満の声がこだますと、リュ・シウォンは「皆さんの声援が力になるから、声援を送ってくださいね!」とお願いして、「君とふたりで」、「誰も知らないモノローグ」のスローナンバーを披露し、衣装替えのために一時退場した。