2011年2月26日、神戸国際会館こくさいホールでチャン・ドンゴンのファンミーティング「2011 Jang Dong Gun's STORY」が開催された。
毎年この時期に行われる同イベントはチャン・ドンゴンの誕生日(39歳/韓国では40歳)を兼ねたもので、今年は日本の神戸が開催地となった。久しぶりの来日に会場は高揚したムードで、チャン・ドンゴンの登場を今か今かと待ちわびていた。
イベント開始時刻になると、『You Raise Me Up』を歌いながらステージ下からチャン・ドンゴンが登場。ネイビーのジャケットとホワイトのパンツをあわせたチャン・ドンゴンは「こんにちは。お久しぶりです、チャン・ドンゴンです。神戸の皆さまとお会いできることになりました。私にとっても初めての神戸で、とても美しい街だと思います。この美しい街で今夜皆さまと素敵な時間を過ごしたいと思いますので、最後まで楽しんでください。」と韓国語・日本語・英語・中国語の4ヶ国語であいさつ。世界中から訪れた「ADONIS/アドニス(公式ファンクラブ)」に手を振った。
チャン・ドンゴン「このように皆さんとお会いするのは一年ぶりです。皆さん、お変わりないようですね。以前のままです。」
司会をつとめた椎名由紀氏が「年齢を重ねるごとにかっこよくなる!」と絶賛すると、「去年は僕の人生で大小、さまざまな奇跡が起きた年だったのでそのように感じていただけたのではないでしょうか。」とはにかんだ。
あいさつを終えると、映画に関するトークへと移った。
まずは昨年12月に米・韓で公開されたチャン・ドンゴンのハリウッド進出作『The Warrior's Way』の話題へ。アメリカ人スタッフから「ジョニー・デップに似ている」と言われたチャン・ドンゴンは「ヒゲが生えていたからでしょうか。」と謙遜しながらも「私も好きな俳優ですし、そう言ってもらって気分が良かったです。」と笑った。
まだ日本で公開されていないにも関わらず、会場の多くのファンが観覧したと伝えると、チャン・ドンゴンは「韓国で公開されたときに、本当に多くの方が韓国まで足を運んでくださって映画を観てくださいました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。」と丁寧に感謝の意を表した。
現在、撮影真っ只中の『マイウェイ』は、第二次世界大戦でアメリカ軍の捕虜になった韓国兵の人生を描いた作品で、チャン・ドンゴンはマラソン選手を夢見る韓国兵を演じる。
寒さに耐えるのが大変だと現場の様子を語り、共演のオダギリ・ジョーと「ソウルをパラダイスと呼んでいる」所以を話した。
撮影は今年6月中旬までを予定していて、年末年始の時期に日韓で同時公開される予定だ。
全ての記事と写真を見るには、有料会員登録が必要です。