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取材記事


2011年5月4日、パシフィコ横浜で9人組アイドルグループZE:A(ゼア)のASIA TOUR横浜公演が開催された。

初来日から約1年。公演会場はイベントが開催されるたびに拡大され、今回は5,000人を収容するパシフィコ横浜が会場となり、昼・夜2回公演で約8,000人を動員する快挙を成し遂げた。

前日に行われた記者会見で、リーダーのムン・ジュンヨンは「5,000席という規模でイベントを行うのは初めてです。日本に初めて来た頃の初心に返って、"あれからZE:Aは変わったんだ"と思っていただけるようなかっこいい姿をお見せしたいです。」と謙虚に語っていた。メンバーも口々に「希望を抱いてもらえるコンサートにしたい(ケビン)」、「たくさん準備してきたので、期待以上のステージをお見せできるよう頑張りたい(ミンウ)」と、イベント前の高鳴る心情をあらわしていた。

19時をまわり会場が暗転すると、パシフィコ横浜は一瞬にしてライブ会場のような熱気に包まれた。ホワイトのペンライトが一斉に灯り、ファンは座席から立ち上がって興奮で床を鳴らした。メンバーのシルエットがステージに映し出されると爆発的な歓声が会場をのみこんだ。

アジアツアーのスタートを飾ったのはニューアルバム『Here I am』収録曲、メンバーが作詞を手がけた『BE MY GIRL』だ。間髪入れずに、こちらも新曲の『AGAIN』を披露した。

ムン・ジュンヨン「(日本語)皆さん、こんばんはー!!お久しぶりでーす!!いよいよZE:Aが日本に来ました~!!」

ハ・ミンウ「(日本語)しばらく会えませんでしたが、みんな!お元気でしたか~!」

ドンジュンがお決まりの「ご飯たべた?」をあいさつ変わりに言うと、会場のファンは大歓声で応えた。

シワン「(日本語)皆さんがこんなに元気でよかったです!」

アジアツアー横浜公演は、当初3月に開催を予定していた。東日本大震災により公演が2ヶ月あまり延期され、ZE:Aメンバーも日本ファンの安否が心配でたまらなかったという。メンバーを代表して、ケビンは「一日も早い復旧をお祈りしています!」と日本語でエールを送った。

写真提供:(C)IMX & Star Empire



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