韓流大好き!

取材記事


白いTシャツに紺色のジャケットを羽織り、爽やかに登場したイ・スンギ。ヒット曲「恋愛時代」を歌いながら、「みなさんこんにちは~!会いたかったです!お元気でしたか?」と日本語であいさつした。

歌い終わって、ホッとした表情を見せたイ・スンギは「久しぶりにステージに立ったんですが、大丈夫でしたか?」とファンに問いかけ、「昨年の武道館ライブ以来ですね。うれしいです」と、3階までぎっしり埋まったファンに視線を向けた。

今回はドラマ『九家の書』の撮影中という忙しい合間をぬって、日本ファンとの時間を過ごすために来日。このドラマについて「アクション活劇で、(日本語で)マンガみたいなドラマです」と紹介した。アクションもほぼ自身で演じているという。

イ・スンギが演じるのは半人半獣のキャラクターで、20歳になるまでに自分が半人半獣だということに気付かなければ、その後人間として生きていけるという。しかしここはドラマ。自身が半人半獣であることを知ってしまい、様々な事件に遭いながら苦しみ、どうしたら人として生きていけるかということを探求していくという。

「台本を読んで、すごく面白かったんです。すでに1話を見ましたが、僕自身も期待していますし、皆さんにも楽しく見てもらえると思います!」と自信感を見せた。

イベントでは昨年放送され大ヒットとなった『キング~Two Heart』の名シーンも紹介。カリスマあふれる姿や、キュートな姿が紹介されると、会場からは拍手が起こった。

「実は初めてジェハを演じたとき、監督から声が大きすぎると言われたんですね。僕は当時"声が大きい=演技がうまい"と思っていたので…」と頭をかいた。

またお風呂で子どものように泡で遊ぶシーンでは、これまで見せたことのなかった上半身を披露。VTRを見ながら「露出は(日本語で)絶対ダメ!」と慌て、「今まで誰も僕のことを脱がせたことがなかったのに、5話であの監督さんが脱がせたんです!」とし、「でも条件をつけました。それは(胸元に手を当て)ここ、ここ!ここより上にしてくださいと言いました。(おなかは)絶対ダメ!」と力強く語り、会場の笑いを誘った。

続いては、歌手イ・スンギとしての話題に。
昨年11月にEpitone Projectという、韓国のインディーズシーンで活躍しているアーティストとともに制作したアルバム『森』を発表。イ・スンギ自身も作詞作曲に挑戦した。

「僕が曲を作れるなんて思っていなかったのですが、ある瞬間にメロディが浮かんで、よく考えたら、それは聞いたことのないものでした。何度も口ずさむようになってできたのが「愛しているという言葉」という曲です」と解説。

また「このアルバムで、僕がやりたかった音楽のカラーが見えてきました」とコメントした。

写真提供:(C)フラウ・インターナショナル



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