韓流大好き!

取材記事


開演直前、場内のライトが消されると客席は真っ赤なペンライトで埋め尽くされ、見事なレッドオーシャンを作り出した。スクリーンにはカウントダウンが表示され、残り10秒になったところから、自然とファンがカウントし始めた。

ついに幕開け。スクリーンにはぐるぐると回る歯車。それを背景に「2010年6月12日、13日。東京ドーム」とメッセージが映し出された。そして「東京ドームを去った日から、果てしない暗闇の時間が流れた。そのまま流れてしまった時間は24552時間。長かった暗闇の時間から、今JYJを取り出そうとしている」とコメントが流れると、ファンの興奮は最高潮に達した。

どこからともなく「JYJ」コールが始まり、ステージにはマントをかぶった40人のダンサーたちが登場。ついに、3人が姿を現した。

アルバム『In Heaven』から、パワフルなダンスナンバー「Mission」を披露、メローナンバー「Ayy girl」、「Be the one」と続けた。

そして待ちに待った第一声。

「お久しぶりですね!僕ら3人がやっと東京に戻って来ました」とジェジュンのきっかけで、「みなさんこんにちは!JYJです!」と3人で声を合わせてあいさつをした。

ファンは「おかえりJYJ」という言葉と桜の絵が書かれたメッセージカードを手に持って、メンバーたちを迎えた。

「JYJのジュンスです。みなさん、本当に会いたかったです。やっと会えました!力をいっぱい出して、最後までよろしくお願いします!ありがとうございます!」(ジュンス)

「JYJのユチョンです。(おなかの底から叫んで)みんな元気~?!あ~、喉が痛い(笑)。みなさんと本当に会いたかったです。長い時間待っててくれてありがとう!この雰囲気を続けるためにはこれを言わないと!最後まで楽しむ準備OK?(ファンが「Yeah!」と答える)最後までよろしく!」(ユチョン)

「あのさ…(笑いながらユチョンに近づき抱擁)。そうですね、さっきユチョンが盛り上げちゃって、次にやることないよ(苦笑)。みんな今持ってるの、なんて書いてあるの?(ファンが「おかえり!JYJ!」と叫び)本当に久しぶりですね、みなさん!日本に来て"おかえり"って言ってくれる人がこんなにたくさんいてくれて幸せです」(ジェジュン)

3年間の空白を埋めるように、スタートから全力疾走したメンバーたちは、一人ずつあいさつした。

写真提供:(C)C-Jes Entertainment.All Rights Reserved



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