Q:ご挨拶をお願いします。
アンニョンハセヨ。この映画の演出を務めた監督としてご挨拶します。パク・チュンフンです。俳優ではないほかのポジションで挨拶することになって、トキメいて、緊張しています。ぎこちないですが、3人の俳優が一緒にいてくれて心強いです。
Q:3人の俳優の長所は何だと思いますか?
オム・テウンさんはいつも何か物足りないような、欠乏感みたいなものがあります。観客たちが満たしてあげたいという気持ちにさせます。本人の戦略かもしれませんが、そんな意味でテシク役とよく合っていると思います。余白を作って、(観客に考える)余地を与える俳優として魅力があると思います。キム・ミンジュンさんは素敵で、いい人ですが、評価があまり高くされていないようです。話してみたり、演技しているのを見たらとても魅力的なのですが、大衆にアピールする部分が少ないようです。ソ・イヒョンさんは演技も上手で、アンチファンがいません。何よりキレイです。芸能界を扱う映画ですが、芸能界でも引き立つような美貌の女優役ですが、存在自体でもよくやり遂げたと思います。
Q:印象に残っている俳優は誰ですか?
この質問は母が好き?父が好き?のようなものです。この場に来ながら、ふとソ・イヒョンさんが浮かびました。女優だから浮かんだのか、ソ・イヒョンさんだから浮かんだのかを考えてみたら両方ともだと思います(笑)。キム・ミンジュンさんとオム・テウンさんにはこりごりだった(笑)。冗談です。とても楽しく撮影しました。
Q:ご飯をよくご馳走してくれたのは誰ですか?
私です。先輩だから私がよくおごりました。とても大変でした。後輩だけど、一度はご馳走してくれると思いましたが…苦痛でした(笑)。
Q:思っていたことと違ったことや、難しかったことは何ですか?
(俳優出身の監督は)諸刃のようです。長い経歴があって信じてくれる部分もありましたし、俳優出身監督の前で演技することが俳優としてはプレッシャーを感じるなど、否定的な部分もありました。私が監督した映画を厳しい視線で観る方が多いようです。難しかったことはモニターの前で、職業病のように、自分でも知らないうちに(俳優と一緒に)演技をしていたら、カットをかけることができませんでした。エネルギーが2倍も3倍も奪われました。撮影現場では俳優たちの気持ちがよく分かって、俳優との交感が良かったと思います。
Q:最後に一言お願いします。
楽しい時間になってくれたらうれしいです。映画を作るときは作る人のものですが、上映される瞬間、映画は観客のものになります。よろしくお願いします。
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