オープニングは今年1月に韓国でリリースされたアルバム『RAIN EFFECT』から、タイトル曲の「30sexy」。レザーのジャケットにブラックのパンツスタイルという出で立ちで登場したRainは、赤いライトに照らされ、指先までセクシーなダンスを披露した。
着替えをすませ、紺色のスーツに水玉のネクタイを合わせた可愛らしい雰囲気で登場したRainは「(日本語で)みなさんこんにちは、お久しぶりでーす!」と挨拶した。
昨年行われたZepp Tourの感想を聞かれると、「楽しく、よく出来たと思いました。たの…楽しく…(笑)。すみません、映画撮影を終えたばかりで時差ボケなんです」と苦笑いを浮かべた。Rainは『ニンジャ・アサシン』以来、5年ぶりにハリウッド作品『The Prince(原題)』に出演することになっており、「映画の撮影は無事に終えることが出来ました」と語った。
この日のRainは両手にたくさんの指輪やブレスレットをつけて登場。MCの古家正亨氏から「ずいぶんたくさんつけていますね!」と言われると「自慢したくて(笑)。すべて金ですアルバムもあえてそういうコンセプトでやりました」といたずらっぽく笑った。
4年ぶりのフルアルバムとなった『RAIN EFFECT』は、「みなさんと対話できる楽しいアルバム」とし、「タイトル曲の「30sexy」では今までの僕の姿を、そして「LA SONG」ではこれまで見せたことのない姿で楽しみたいと思いました。みなさんが好きな歌を書いていこうと思いました」と語った。またこの日はスペシャル・エディションが発売されたことにも触れ、「愛している」という曲はファンのために作ったラブソングであると説明した。
衣装にもこだわりを見せたとし、ラテンポップの「LA SONG」で着用したハイウエストのパンツスタイルを紹介されると「女性はよく着ていると思うのですが、僕も一度着てみたら曲と合っていてよかったんです」とコメント。また10センチにもなる高いヒールを履いての感想として「あんなヒールを履いている女性はすごいと思いました」と語った。
さらに魅力的になったボディについて質問が飛ぶと、「ダンスをしているので自然と運動になっているようです」とし、食べ物の制限に関しては「(日本語で)少し食べました」と、右手の親指と人差し指で"少し"を表現し、笑いを誘った。
また今回来日してからは寿司、懐石料理などを食べたそうで「(日本語で)おなかいっぱーいです!」と愛嬌を見せる場面もあった。
4年ぶりのカムバックにプレッシャーはなかったのかという質問にも「ベストを尽くすだけだったのでありませんでした。もちろんその上で感じるストレスもありましたね。どの歌にしようか、ステージをどのように見せようかと」とアーティストを越え、プロデューサーとしての顔ものぞかせた。
写真提供:(C)CUBE DC Inc.
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