韓流大好き!

取材記事


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開演前から会場にはドラマOSTが流れ、イベントへの期待感を高めた。

ステージにキム・ヒョンジュンの影が見え、スポットライトがあたると大歓声が上がった。ドラマ当時とはかなりイメージチェンジしたヘアスタイルもポイントだ。ドラマ挿入歌「今日が過ぎれば」を歌う姿に、観客もうっとり。

「お久しぶりです、ヒョンジュンです」と日本語であいさつ。
8ヶ月ぶりの来日とのことで、「日本に全国ツアーで来た時のことを思い出します。僕はあまり記憶力がいい方ではないのですが、客席を見ながら馴染みのある顔もいましたね」とコメントした。また「1部にもいらっしゃった方は?」と聞くと多くのファンが手を上げた。すると「そうかと思って、みなさんのために質問を変えてみましょうとスタッフに提案してみました」と自らアイデアを出したことを告白。MCのYumi氏が「え?初めて聞いたんですけど!」と慌てると、「台本上にある内容よりも即興で楽しみたいんです」と笑った。

OST「今日を過ぎれば」を日本初披露した感想を聞かれると、「1部でも歌ったので今日2回目ですが、だいぶ喉もほぐれて、1部より気楽に歌うことが出来ました。僕は夜型人間なので、夜の方が調子がいいですね」とコメントし、笑いを誘った。

また1部と2部の休憩中には「1部で歌詞を間違えてしまったので、リハーサルをしていました」と言うと、会場からは「さすが!」と言うような拍手が沸き起こった。

ここでドラマのヒロイン イム・スヒャンを呼びこむキム・ヒョンジュン。「紹介します!デグチ・カヤ!」というと、ベージュのドレスに身を包んだイム・スヒャンが登場。

「初めまして、カヤ役のイム・スヒャンです。よろしくお願いします」と綺麗な日本語であいさつをした。Yumi氏から「1部の白いドレスと今のドレス、どちらが好きですか?」と聞かれたキム・ヒョンジュンは、「白いドレスで出てくると思っていたのに肌色でびっくりしました」と目を丸くした。さらに「金のネックレスをしていますね。服を着ているのに、一瞬着ていないのかと思って目を背けてしまいました」とコメントし、会場は爆笑に包まれた。そしてそんなふうに言われたイム・スヒャンは「(2部は)とても気持ちが楽になりました。ヒョンジュンオッパ(お兄さん)、ありがとう」と言いながら、顔を手であおいだ。

ここからはYumi氏セレクト『感激時代~闘神の誕生』の見どころをポイントごとに紹介するコーナー。

ひとつめは「韓国ドラマ史に残るスケール感」。
上海と韓国が舞台だけに、広いセットや地方でのロケが多かったという本作。1930年代の風景が必要だったために「韓国でも都会ではないところへ行って撮影しました。電信柱があってもいけなかったので…」とコメント。またイム・スヒャンは着物を着ての撮影に「着物はすごく綺麗でした。着るのに時間がかかりましたが、伝統衣装で撮影出来てよかったです」と当時を振り返った。

するとここで、Yumi氏から突然「スヒャンさんの着物姿はどうでしたか?」と聞かれたキム・ヒョンジュン。しばらくの沈黙の後「そうですね…美しかったですね。あの…実は別の事を考えていました」と爆弾発言!「ドラマでもないことを考えていました。すみません(笑)。自分でもびっくりしました」と言って、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。そしてその後フォローするかのように「スヒャンさんはスタイルもいいし可愛くて綺麗なのでなんでも似合います。着物という伝統衣装は人を引き立てますが、美しいボディ、ルックスだったので本当に良かったです」とコメントし、会場からは笑いとともに温かい拍手が送られた。

続いては「肉体美が織りなすアクションシーン」。
まずは着物を身にまとい、刀を両手に持って闘うシーンを演じ上げたイム・スヒャン。撮影前にアクションスクールに通ったものの、時間が足りず、現場で相手俳優と呼吸を合わせながら演じたという。「実は撮影中失敗してしまって、刺してしまうこともあったんです。苦労したのですが、うまく撮れていてよかったです」と涼しい顔で答えた。

またキム・ヒョンジュンはYumi氏から「やっぱり自分の体を見てカッコイイって思ったりしますか?」と聞かれると、「うーん」とうなり、「もう過ぎてしまったことで残念だなと思うこともあります。もうちょっと頑張れば完璧に出来たかもしれないですね」と少し後悔もある様子。「でも当時はベストを尽くしましたし、今残念だと思ったところはカバーしてみなさんに見せたいと思います」と語った。また撮影中には怪我もしたそうで、「一生残る小さな傷ですが、これは栄光の傷だと思います。今回の撮影で一生分の喧嘩をした気がします。これからはちょっと腹が立っても我慢できそうです」とコメントし、客席から拍手が贈られた。

最後は「翻弄される運命」。
イム・スヒャンは、キム・ヒョンジュンの首に刀を突きつけ、自身はキム・ヒョンジュンに首をしめられるシーンを見て「長い時間をかけて徹夜で撮影したのでとても大変でした。二人とも本当に死にそうでしたけど、いいシーンになってよかったです」と語った。

写真提供:(C)2014THREE FIVE PLUS



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