Q.キャラクターの紹介をお願いします。

久しぶりにご挨拶します。シングルマザー ハン・スンヒ役を演じます。カナダで成功した作家ですが、余命6ヶ月を宣告されます。一人残される息子のために家族を探してあげようとするいじらしい母親役です。

Q.久しぶりのドラマ出演ですが、復帰作として『ママ』を選んだ理由は何でしょうか?

最近よく聞かれる質問ですが、復帰作として選ぶのに理由があること自体が、若干矛盾していると思います。それほど大きな縁がある作品だと思います。結婚し、子供を産んで空白期間がありましたが、人生において大きな意味がある作品だと思います。以前も母親役を演じたことがありますが、実生活で一人の子の母親になってからは、初めて母親役を演じます。久しぶりにカメラの前に立ったら、自分がちゃんと演じられているのかよく分からなくて、こんなふうに演じていいのかと思うほど、毎日が不安で、悩んでいます。自ら慰めになっているのは、私が結婚して、一人の子の母親になったので、真心で演じられると思いました。演技的に不足しているかもしれませんが、心だけはリアルに表現できると思いました。監督と初めて会いましたが、たくさん助けてくださってよくリードしてくれます。恩人になる方だと思います。共演者やスタッフがみんな良くて、一緒にできることだけで毎日に感謝です。

Q.キャラクターにどのぐらい共感していますか?

このドラマでは、子供の教育に熱心な母親たちの姿も見せます。私も子供がいて、(教育についての)悩みが多くて、夫とたくさん話をしています。どうすれば勉強に対してストレスを与えずに、よく成長してくれるかと悩んでいます。私たちはとても矛盾しています。我が子には勉強に対してストレスを受けずに育ってほしいと思いながらも、立派に成長(成功)してほしいという望みもあります。これが親の心だと思います。とても難しいと思います。今息子が幼稚園に通っていますが、携帯電話を使って母親たちが集まって情報交換をするチャットルームがあります。その中でもいつも悩みます。このラインに付いたほうがいいか?あのラインに付いたほうがいいか?(笑)。誰もが結論を出せない自分だけの悩みです。自分が満足し、楽になればいいんじゃないかと思います。どんな人生を生きても、どんな人生を選んでも、自分だけが楽にできたらいいのではないかと思います。どんな仕事をしていくか分かりませんが、毎日を感謝しながら、いい気持ちを持って、毎日を生きて行ってほしいです。そうやっていたら、いい人になれそうな気がします。

Q.ホン・ジョンヒョンさんとの共演はいかがですか?

ジョンヒョンさんとは17歳差でした。私が「早く結婚した友達はもう20歳、21歳の子がいる」と冗談で言いました(笑)。デビュー以来、これほど年下男性との共演は初めてです(笑)。とても光栄です(笑)。ジョンヒョンさんは最近とてもホットなようです。私にとってはとてもありがたいです。ジョンヒョンさんについて行こうと思っています。

Q.女性の友情について描きますが、理解できますか?

女性たちの友情と愛を描きます。ジョンヒさんと仲良く撮影しています。本当に幸いなことに私はそういう友達、お姉さんがいます。私に力になってくれて、頼りになってくれて、自分のすべてを分かって、受け入れてくれる友達(お姉さん)がいます。その友達にいつも感謝しています。私の面倒を見てくれることは言うまでもなく、撮影があって息子の面倒を見る時間があまりありませんが、実の姉さんのような友達である姉さんがいつも家に来て、息子におやつをあげたり、どこかへ連れて行ってご飯を食べさせたり、おもちゃを買ってくれたりしています。私は本当に恵まれていると思います。私の周りにこんなにいい人が多いんだと思い、感謝しています。大変な時間もありましたが、今はすべてのことに感謝しています。