Q.ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、光海(クァンヘ)役を演じます。

Q.時代劇を演じる上で大変な部分、魅力的な部分を聞かせてください。

時代背景が(現代と)全く違うので、昔の市場街や宮中を、その時代の衣装を着ますよね。その格好をして、その時代の人間になって演じている自分や、他の俳優さんたちを見ていると不思議でした。これが時代劇の魅力だと思いました。僕が現代で感じる感情ではないと思います。感情表現自体がとても異なります。胸が冷たくなって痛い程で、恨みの深さがとても違います。すべてのシーンがとても大変です。監督に「嬉しさ、悲しさなど、感情の深みが(現代劇と)あまりにも違ってワンシーンワンシーンがとても大変です」と言いました。その感情が極限に至った時、大きな魅力を感じました。時代劇の魅力を大きく感じました。撮影が続く2月まで夢中になっているんじゃないかと思います。

Q.一番難しいことは何でしょうか?

言葉が馴染みません。時代劇の言葉遣いを僕の人生で初めて使っています。ふざけてでも時代劇の言葉遣いは使ったことがありません。語尾を上げるのが正しいのか、下げるのが正しいのかわからなくて、リハーサルをたくさんしています。スタッフたちがセッティングしている時、共演者たちとセリフを合わせてみたりしましたが、それが役に立ちました。繰り返して練習しています。

Q.デビューから今まで上手く行っていますが、その秘訣は何でしょうか?

僕の口から言うのは少し恥ずかしいですが(笑)、最大限自分の骨身を削る方です。特に、今年は小さな怪我が多かったです。このドラマの祭祀を行った時、観相家に「いい観相だ」と言われました。(高いところから)落ちる怪我に気をつけなければならないそうです。でも、それが僕の運に大きな変化をくれて、さらに良い運になるようにしてくれる過程だそうです。緊張しながら、気をつけながら撮影に臨もうと思っています。

Q.今回のキャラクターとご自身の人生、似ている部分がありますか?

光海が感じていた不安は、今の時代では絶対に誰も経験できないことだと思います。父と王権をめぐって戦ったり、殺害の脅威にさらされたりするのは、現実ではありえないことです。ですから、僕の人生では極端な焦りと不安を感じることは、とてもではないですが、無理です。