Q.ご挨拶をお願いします。

キム・ジョンデ役を演じました。ジョンデは何も持っていないどん底の人生から始まり、もう少しマシな人生を生きるために努力する、物怖じしない若者です。

Q.出演を決めた理由は何ですか?

今まで財閥の御曹司などの役をたくさん演じてきて、江南(カンナム)っぽい俳優(※)の中の一人です。70年代の江南を背景にした作品に出演すれば、(観客が)新鮮に感じるのではないかと思いました。20代後半に、メッセージ性のあるいい映画に出演したいと思って、映画の出演を抑えていました。ユ・ハ監督なら僕の初映画作品としていいと思いましたし、監督に言われる通りに演じても、いい作品に出来上がると思いました。

※江南地区は高級住宅街となっており、セレブなどが多く住んでいる。ラグジュアリーな雰囲気が漂う男という意味。

Q.初めて映画の主演を務める感想はいかがですか?未成年者観覧不可映画ですが、(扇情性の)レベルはどれぐらいですか?

プレッシャーはありませんでした。20代後半になって、僕が一つの映画に責任を追うことができる時期が来たら映画に出演したいと思っていたので、心の準備はできていました。僕はもう28歳ですし、作品だけに集中することができました。すべてのシーンに集中して臨める心の余裕がありました。ただ申し訳なかったのは、監督に正直に話さないで、何度かこっそり海外での仕事に行ったことです。それがなかったら、今回お見せした姿以上の姿をお見せできたのではないかという残念さはあります。未成年者観覧不可の部分は僕の部分ではなく、レウォン兄さんのベッドシーンです。男性が見てもセクシーだと思うほど、(レウォン兄さんは)獣のような魅力があります(笑)。僕の出演部分は、未成年観覧可能です(笑)。