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取材記事


Q.ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、コ・イソク役を演じます。

Q.コ・イソクの魅力は何だと思いますか?

虚勢だと思います(笑)。虚勢が炸裂します(笑)。僕ならではのやり方で患者に接したりしていて、ジェントルなドゥス(イ・ジェユン)と違ってわがままです(笑)。

Q.チェ・ガンヒさんと演技の相性はいかがですか?

相手を思いやってくださって、演技の相性は最強だと思います(笑)。姉さんは玉ねぎのようです。現場で剥いても剥いても、いつも新しい姿をみせてくれて楽しいです。女優の中では最高だと思います。(相性は)とてもぴったりです。

Q.前作『リセット』で真面目な役を演じ、今回ロマンチックコメディーに復帰した感想はいかがですか?

『リセット』では検事役でしたが、今回は精神科医師役です。前作は設定もストーリーもシリアスでした。犯罪者の心理から事件を解決していくドラマだったので、重たかったです。このドラマは共演者、監督と息を合わせながら演じていて楽しいです。コ・イソクならではの解釈で、患者と接しています。

Q.『リセット』の撮影は大変でしたか?

正直、大変でした。突然監督が交代しましたが、誰も教えてくれませんでした。その次に作家さんも交代してメンブン(メンタル崩壊、パニック)になりました。そんなことは初めてでした。あのドラマは(監督、作家と一緒に)1年間準備してきましたが、突然そうなってしまい、頼れる人がいませんでした。また僕が考えていた作品意図と違って、(ドラマの内容が)重くなりました。

今回のドラマでは監督と話がよく通じます。実の姉さんのように僕の言うことをよく聞いてくれますし、アドバイスをしてくれます。現場では笑いが絶えません。とてもいい雰囲気です。寒いですが、みんな監督を信じて演じています。

2006年『キツネちゃん、何してるの?』で監督と初めて仕事させていただきました。当時、「この監督は最高だ!」と思いました。打ち上げの時、監督と「次の作品も一緒にしましょう」と話しました。

2007年映画『ヘンゼルとグレーテル』の撮影を準備しているとき、監督から『コーヒープリンス1号店』の出演オファーを頂きました。映画出演の判子を押した後だったので、「ちくしょー!」と思いました(笑)。とても惜しかったです。地面を叩きながら後悔しました(笑)。監督とぜひもう一度仕事したいと思っていましたが、今回実現できてうれしいです。『コーヒープリンス1号店』の時に仕事ができていたらもっと良かったと思いますが、今でもまたお仕事ができてうれしいです(笑)。監督はすごいエネルギーを持っていて、楽しく撮影しています。

Q.監督の魅力は何ですか?

撮影には順序がありますね。フルショット、ツーショット、オーバーショット、タイトショットの順で撮影しますが、監督はその型をすべて破ります。僕は撮影をするたびに、さっき僕はどう演じたのか、例えば、僕がいつカップを持ち上げて、誰にどんな手振りをして、どんな眼差しを見せたのかなどを記憶しながら演じます。でも監督は「そういうことは考えず、やりたいまま演じてください。セリフも行動もさっきと違ってもいいです」と言ってくれます。スタッフは大変でしょう(笑)。監督は最大限楽に演じられるように、俳優が遊びながら演じられるようにしてくれます。

Q.撮影しながら癒されているような感じがしますが、いかがですか?

たくさん癒されていると思います。今まで作品を通して癒したいと思ったことはありませんでした(笑)。イ・ユンジョン監督との思い出がとても良くて、監督のいいエネルギーをいただいたら、ドラマを通して僕も癒されるんじゃないかと思いました。一緒にいると気分が良くなります。撮影現場が楽しい理由は、僕も知らずに癒されているからだと思います。



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