Q.ご挨拶をお願いします。

ユン・ジヌォン役を演じました。お会いできてうれしいです。

Q.実際の社会問題を連想させる映画ですが、現在社会的に問題となっている出来事に関心を持っていますか?撮影後、考えに変化はありましたか?

2013年、人間ユン・ゲサンが関心を持っていた素材が、シナリオになって僕のところへやってきたので、自然と出演を決めました。事件の展開とストーリーがとんでもなくて、アイロニー(皮肉っぽく)です。何が正しくて、何が間違っているのかということは別として、実際こういう事件が起こったとき、大衆はどんな選択をするかが気になりました。ユン・ジヌォンは僕のようです。プライドが高くて、感情をむき出しにせず、一人で解決しようとする欲望に捉われているようです。僕は(社会的な問題に)当然、関心を持っています。国民としてある問題が発生したときは当然関心を持っていますし、少数の人が被害を被ったときは残念に思いますし、その方々が傷つかないでほしいと思います。この映画はすべてがフィクションです。映画を観て、もしこんなことがあったら、僕たちはどんな考えを持って、どのようにすればいか、僕たちが彼らの立場になったらどうだろうかと、一度ぐらいは考えるきっかけになってほしいです。