Q.キャラクターの紹介をお願いします。

薬学大学院で博士課程を履修しているチェ・ジノン役を演じます。このドラマに登場するキャラクターの中で一番純粋で、温かい心を持っています。純粋さが消えた妻に対して裏切られたと思い、純粋さを取り戻していく過程をお見せします。

Q.出演を決めた理由を教えてください。

共演者の存在が大きかったです。キム・ヒョンジュさん、パク・ハンビョルさん、イ・ギュハンさんなど、とても素晴らしい俳優ですし、ヒョンジュさんとはいい思い出もありますので…。その後、台本を読みましたが、「これは何だ?」と思いました。ちょっと難しいなと思い、もう一度読んでみたら作家さんの意図が分かり、新鮮だと思いました。楽しい作業になりそうだと思いました。単に面白い、悲しいではなく、心の底から感じる何かがあると思います。

Q.撮影エピソードがあれば教えてください。

キム・ヒョンジュさんとは二度目の共演で、とても嬉しかったです。ドラマのストーリーと二人の関係が当時と異なっていて、なんとなく二人の間に壁があるような気がします。それがすごく不満です(笑)。幸い、ドラマの後半では仲がいい姿をお見せできると思いますので、楽しみにしています。パク・ハンビョルさんとは初めての共演ですが、同じスポーツをやっていることもあって、仲良くしています。

Q.前作『温かい一言』でも不倫をしましたが…。

不倫ではなく、恋をしました(笑)。

Q.妻のト・ヘガンと離婚した後にカン・ソルリと再婚し、その後に記憶を失いトッコ・ヨンギとして生きているト・ヘガンを愛しますが、実際ならどうしますか?

デリケートな質問ですね(笑)。(妻以外の人を愛することについて)一度も考えたことがありません。シノプシスを読んで難しいと思った部分が「どうしたらこうなるんだろう?」「なんでこんなに変わるんだろう?」ということでした。でも、理由がありました。子供の時に父親の悪魔のような姿を見て、親と距離を置くようになります。ジノンはすべてを捨て、家を出て、薬の研究をします。愛していたト・ヘガンが結婚後、少しずつ父親に似ていき、彼女に背を向けるようになります。ちょうどその時、純粋なソルリが近くに現れて、その姿に惹かれます。結局、出会った頃のト・ヘガンが持っていた純粋さを求めているのだと思います。実際の僕はそうではありませんが(笑)。