Q.ご挨拶をお願いします。

(除隊した)昨年12月にフラッシュを浴びて、約1年ぶりに改めてフラッシュを浴びます(笑)。お会いできてうれしいです。

Q.キャラクターの紹介をお願いします。

ファニ役を演じました。自分の口から言うのは恥ずかしいですが、最高の魅力の持ち主で、美しい妖術で女心を魅了します(笑)。一人の女性に出会い、自分の運命に逆らうようになる役です。

Q.除隊後の初復帰作ですが、出演を決めた理由は何ですか?

2年という時間を別のところ(軍隊)で過ごしていたら、"以前のようにまた仕事ができるかな?"、"以前のように演じられるかな?"という恐れと恐怖を感じました。監督はとても細かくて、繊細な方だと聞いたので、改めて始める際には監督に助けてもらいたいと思いました。頼れる人が必要だったんだと思います。共演する先輩たちにも助けてもらえると思いました。また手品という素材も面白かったです。哀れで切ないけれど美しいラブストーリーが素敵だと思いました。

Q.除隊して1年が経ちました。除隊の時はたくさん泣いていましたが、当時はどんな感情でしたか?今も緊張しているようですが、今の心境は?また復帰作に対するプレッシャーがあると思いますが、ヒットしそうですか?

その(除隊の)時はカメラを見られてうれしい気持ちと、2年前に入隊したことを思い出していました。とても不思議でした。あの時の感情は二度と感じられないと思います。(軍隊の)後輩や幹部の方たちが外まで出てきて「ご苦労様でした。これからも頑張ってください」と応援してくれましたが、ありがたいながらも申し訳なかったです。その方々にこれからどんな生活が待っているのか知っているので、先に除隊するのが申し訳なかったですし、言葉では表現できない複雑な感情でした。今は緊張して手に汗をかいていますが、このような場所はいつも緊張します。復帰作に対するプレッシャーは大きいです。でも、僕にできる最善を尽くしました。監督と先輩方にも助けていただきました。実際に映画がうまくいくととてもうれしいですが、それは誰にも分からないことですから…。僕たちが本当に頑張っていい作品を作ったことだけ分かっていただけたらと思います。

Q.声量がよくなっているような気がしますが、声が大きくなりましたか?

(軍隊で)ずっと叫んでいましたから(笑)。声が大きくなったことはうれしいですが、恋愛系の演技をする時は監督から「もっと柔らかくしてください」と何度も言われました。僕は柔らかく演じたつもりですが、それがうまくできていなかったみたいです(笑)。