会場に音楽が流れ始め、客席からソン・スンホンがサプライズ登場すると、ファンは一斉に黄色い歓声を上げた。ブラックのロングコートをスタイリッシュに着こなしたソン・スンホンは、「Nothing's gonna change my love for you」を歌いながらステージに上がった。見事な歌声を披露してくれたソン・スンホンの姿に、ファンはうっとりしていた。
曲が終わるとソン・スンホンは「こんにちは。ソン・スンホンです。みなさんにまた会えて本当に嬉しいです」と流暢な日本語で挨拶した。この日、MCを務めたYumi氏が1年ぶりに来た日本の印象について聞いてみると、ソン・スンホンは「日本に来るたびにいつも羨ましいと思います。キレイな空気、親切な人、美味しい食べ物…。いつも胸をときめかせる国です」と答え、ファンを喜ばせた。
最近忙しい毎日を過ごしているというソン・スンホン。最近の活動について聞いてみるとソン・スンホンは「今年の夏は映画『ミス・ワイフ』が公開され、中国では映画『第3の愛』が公開されました。また、最近はイ・ヨンエさんとドラマ『師任堂』を撮影しています。この作品は、来年みなさんにお見せできると思います。『師任堂』は事前にすべての撮影を終えて、韓国と日本、中国で同時放送される予定です」と語り、次回作への期待を膨らませた。
ここからは作品についてのトークへ。まず、女優オム・ジョンファと共演した映画『ミス・ワイフ』の「ソン・スンホンの胸キュン3セット」がスクリーンに映し出された。頭をなでるシーンなど、ファンが喜びそうなシーンが流れ、映画への関心を集めた。映像が終わるとソン・スンホンは「コミカルなシーンも多いですし、家族の愛も感じられる映画です」と紹介した。
次は『師任堂』について。『師任堂』で演じる役について聞かれるとソン・スンホンは「まず、申師任堂(シンサイムダン)について説明すると、韓国の5万ウォン札にも描かれている方です。天才的な画家であり、芸術家で、良妻賢母を代表するような人物です。僕は、申師任堂の初恋の相手を演じます。申師任堂が別の男性と結婚し、子供を産んでも、20年間申師任堂を愛し、ずっと申師任堂を支え続ける献身的な男性です」と明かした。さらに、「僕自身が20年間一人の女性を想い続けたことがないので、すごい人だなと思いながら演じています」と付け加えた。
Yumi氏が「イ・ヨンエさんと共演するのは初めてですよね?」と質問すると、ソン・スンホンは「はい、初めてです。今回の作品はイ・ヨンエ先輩が11年ぶりに出演する復帰作です。大先輩なので、一緒に演技ができるとは思っていませんでした。とても光栄です」と、イ・ヨンエと共演する感想を述べた。
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