Q:役の紹介と出演の感想を聞かせてください。

巨大な権力集団によって家族と人生のすべてを失い、"怪物"となってその集団に立ち向かう、カン・ギタン役を演じます。全50話と長丁場になりますが、気を緩めずにいたいと思います。今回の作家の作品に出演するのは二度目です。それから今回のドラマの監督は、以前のライバル作品の監督です(笑)。みんなで力を合わせて、いいシナジー効果を生み出したいと思います(笑)。

Q:ドラマ『ビッグマン』でもそうでしたが、今回の作品でもひどいメイクをしますね。裏話などがありましたら教えてください。

僕はもうビジュアルで勝負する年齢ではないので(笑)、多様な演技をお見せしたいと思っています。以前は、格好良くハンサムに映るのがいいことだと思っていましたが、今は劇に集中して演じる方がいいと思います。ですからビジュアルに対するプレッシャーはありませんでした。乞食のメイクをするのには1時間もかかって大変でしたが、個人的に満足しています。

Q:ドラマ『ビッグマン』や『お金の化身』での役のイメージと似ているような気がしますが、カン・ギタンの魅力はなんですか?

(前作と似ているような役は)僕にとってはメリットでもデメリットでもあるということははっきりと分かっています。台本に対する態度と姿勢が今までとは変わりました。今回ほど台本を徹底的に分析し勉強したことはありません。その成果がドラマによく表れていると思います。爪を研いで(万全に準備して)臨んでいるので、前作との差をはっきりと確認できると思います。