開演時間になると、ドラマ『リメンバー~記憶の彼方へ~(以下、『リメンバー』)』OSTよりJOOYOUNGの「聞こえますか」が流れ、ナムグン・ミンが登場。水色のシャツにネイビーのスーツを合わせたナムグン・ミンが「アンニョンハセヨ~お会いできて嬉しいです」と挨拶すると、会場は黄色い歓声と拍手に包まれた。
イベントの前日に日本に着いたというナムグン・ミン。日本に着いて何をしたか聞こうとすると、ナムグン・ミンは「それよりも、こうやってせっかくみなさんにお会いしたので、感想を少し話してもいいですか?」と、ファンに会った嬉しさを早く伝えたいような様子を見せ、笑いを誘った。ナムグン・ミンは「久しぶりに日本に来ましたが、こうしてたくさんのみなさんが来てくださってありがとうございます。これまで中々日本に来れなかったこと、申し訳ないと思ってますし、僕を忘れずに来てくださったみなさんに感謝します」と感想を述べた。
この日司会を務めた安田佑子氏から「今日はどんなファンミーティングにしたいか」と聞かれると、ナムグン・ミンは「待っていてくださって、応援してくださるみなさんに感謝の気持ちでいっぱいですので、今日は僕の全てをお見せしようと思います」と話し、ファンからは拍手が送られた。
今日の衣装はドラマ『リメンバー』で実際に着用した衣装だという。ナムグン・ミンは「まだ日本では放送されてないですよね?でも、あまりおすすめしたくはないです(笑)」と、自身が出演した作品なのにおすすめしないとコメントし、ファンを驚かせた。理由を聞くと、「悪い人が好きなら、見ていいですよ」とし、「僕も家でドラマを見て、自分の悪い姿にがっかりしたので、あまりおすすめはしたくないです、それでもいいというのであれば、見てください(笑)」と話し、会場は笑いに包まれた。
韓国で同時間帯視聴率1位を独走し、最終回では視聴率20%を超えるほど大人気だったドラマ『リメンバー』。撮影現場での雰囲気についてナムグン・ミンは「今まで出演したどの作品よりも、現場の雰囲気がよかったです。僕が演じるキャラクターに対して、監督と作家が僕を信じてくださったので、とても楽しく演じさせていただきました」と明かした。
ここからは、ドラマ『リメンバー』の魅力を伝えるコーナーへ。会場にいるファンの中には、もうすでに最終回まで見ているというファンも多数いて、ナムグン・ミンを驚かせた。ナムグン・ミンは「一つ注意して欲しいのは、ドラマに出てくる人はナムグン・ミンではなく、ナムグン・ミンが演じる人だということを認識して見てください(笑)」と念押し。ここで、ナムグン・ミンがドラマ『リメンバー』を表現して描いた絵がステージに登場。「僕は絵が本当に下手なんです(笑)。小学生レベルの絵です(笑)」と言いながら、絵を公開すると、会場は一気に爆笑に包まれた。恐らくナム・ギュマンと思われる怒った顔と、ゴルフクラブ、車が描かれていた。ドラマを表現したというより、乱暴なナム・ギュマンを表現したという。
続いては、映像でドラマを紹介することに。スクリーンにはドラマ『リメンバー』のあらすじを紹介する映像が流れた。映像が終わるとナムグン・ミンは「僕はあまり出ないですね?」と首をかしげ、笑いを誘った。次の映像はナムグン・ミン中心で編集された映像だと佑子氏がなだめるが、ナム・ギュマンの怖いシーンの映像だと聞いたナムグン・ミンは「もっとかっこいいシーンとかありませんか?」と納得のいかない様子。「さっきから編集があまり気に入らないですねー」と拗ねた顔で話すと、ファンはさらに大笑いした。
とりあえず映像を見てみようということで、「ナム・ギュマンの狂気のシーン」を集めた映像が流れた。映像が流れている間に、ずっと「あー悪いね!悪い!かっこいいシーンはいつ出るんですか?」と話すナムグン・ミン。映像が終わると、「なんでこれを見せるんですか?!ここは僕のファンミーティングですよね?!」といじけるナムグン・ミンに、会場はどっと沸いた。ナムグン・ミンは「なんで僕がこのドラマをおすすめしないか、わかりましたよね?実際に僕はこんな人間ではありませんよ(笑)」とファンに再確認し、ファンは「ネ~!」と声をあげて答えた。
ここで、佑子氏がこの場でナム・ギュマンを少しだけ再現して欲しいとリクエスト。ナムグン・ミンを照らしていたライトが赤いライトに変わると、ナムグン・ミンは一瞬にして表情を変え、ナム・ギュマンを再現!盛り上がっていた会場が一瞬で凍りつくほどの名演技を披露したナムグン・ミンだが、再現を終えたあと「次のファンミーティングにはここにいらっしゃった方の半分がいなくなっていたらどうしましょう」と心配し、笑いを誘った。
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