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取材記事


開演時間になると、ファンの拍手とともに歌いながらソン・ジェヒが登場。ホワイトのTシャツにグレーのスーツをスマートに着こなしたソン・ジェヒが、俳優とは思えないほどの歌唱力で歌を披露し、イベントの始まりから会場は大きな歓声に包まれた。

歌いながらもファンに向かって微笑んで手を振るなど、ファンとコンタクトをとっていたソン・ジェヒ。歌い終わると、深々とお辞儀をし、会場を見渡しながら「こんにちは。ありがとうございます。私はソン・ジェヒです」と日本語で挨拶した。

この日は、ファンと自由にコミュニケーションが取れるよう、MCは呼ばずにソン・ジェヒが進めていくという。ソン・ジェヒは「一緒に楽しんで、笑って、良い時間を過ごしていただければと思います」とコメントし、本格的にイベントをスタートさせた。

今回のファンミーティングのテーマは、タイトルにもなっている"プロポーズ"。最初はお互いにもっと知っていくためにと、ソン・ジェヒの出演作を見ながらトークをすることに。

最初の作品はソン・ジェヒの名を世に知らせた作品である『太陽を抱く月』。映像が流れている最中、ステージ中央の椅子に座って一緒に見ていたソン・ジェヒは「僕のせいで字幕が見えないのではないでしょうか」と、ステーシの端に移動し、ファンを気遣う姿にソン・ジェヒの人柄の良さを感じさせた。

『太陽を抱く月』がほぼデビュー作であるというソン・ジェヒ。韓国で大人気を集めた作品であったため、出演後、不思議な体験をしたと話し、ソン・ジェヒは「外を歩いていると、僕は知らない相手が僕を知っているんです(笑)。本当に変な気分でした(笑)」と明かし、笑いを誘った。「しかし、とても夢見ていたことでしたし、以降たくさんの作品にも出演させてもらえるようになりましたので、僕にとってはとても大切な作品です」と、『太陽を抱く月』に対する思いを語った。



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