Q:ご挨拶をお願いします。

アンニョンハセヨ、金正浩(キム・ジョンホ)役を演じました。

Q:歴史上の人物である金正浩(キム・ジョンホ)を演じましたが、いかがでしたか?

歴史の教科書には金正浩先生について2行しか書いてありませんが、この方の残した業績は偉大です。先生の思想や足跡についてはあまり知ることができず、たくさん悩みました。幸い原作小説があったので役立ちましたが、シナリオを書いた監督とスタッフ、共演者たちがお互いの意見を出し合い、お互いを頼りにしながら作ったという側面が強いです。初めてシナリオを読んだ時は、どのように(役と)接すればいいのか、とても苦悩しました。無事に終えられて幸いです。この映画が金正浩先生の名を傷付けないことを願います。

Q:白頭山(ペクトゥサン)から馬羅島(マラド)までロケをしましたが、いかがでしたか?

撮影は白頭山から始まりました。山頂の天気がこれほど急変するとは思いませんでした。監督から「気軽に来てください」と言われて(笑)、長時間かけて行きましたが、撮影できたのは2時間くらいでした。天気に恵まれなかったら大変なところでした。

Q:山頂の景色のシーンはCGではないかという声もありますが、実写ですか?

あんなに天気のいい日はなかなかないそうです。幸い、撮影時は快晴でした。元々こんなに晴れているところなんだと思いましたが、撮影が終わったとたん曇りました。白頭山では2回撮影しましたが、2回とも晴れました。

Q:実在の人物を演じる上で、普段と比べて心がけが変わったりしましたか?

他の作品より謙虚で、慎重になりました。先ほども申し上げたように金正浩先生の名を傷付けないように、簡単に済ませるようなシーンはありませんでした。