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取材記事


Q:役の紹介をお願いします。

イ・ヒョン役を演じました。イ・ヨン(※)の兄です(笑)。(司会者が呆れた表情をすると)ボゴムの兄ですが、何か?(笑)

※人気ドラマ『雲が描いた月明かり』でのパク・ボゴムの役名。チャ・テヒョンとパク・ボゴムは同じ事務所に所属しており仲が良く、ドラマにもカメオ出演をした。

イ・ヒョンは事故で記憶を失ってしまいます。自分が誰なのかも分からない状況でスカリー(キム・ユジョンの役名)に出会い、見知らぬ男女の縁を結びながら、自分の記憶を探していきます。

Q:“魂が他人の体に入る”という設定でいろんな人の体に入りましたが、一番楽だったのは誰でしたか?

(魂の入った)相手が僕の真似をしたので、僕は楽でした。相手の方が大変だったと思います。特に(キム・)ユネさんは、男性の真似をしなければならなかったので大変だったんじゃないでしょうか。

Q:女子高生の制服を着てみていかがでしたか?

チャ・テヒョン「女子の制服は初めて着ました。弘大(ホンデ)前など、大勢の人がいるところで撮影してとても恥ずかしかったです。でも、図太く頑張りました(笑)。スカートを履いたら自然と股が広がらないよう気を付けるようになったのですが、続けていたら股が痛くなりました(笑)」

キム・ユネ「先輩の後ろ姿がとても綺麗で感嘆しました(笑)」

Q:変装シーンを演じることが多いようですが、ノウハウがあれば教えてください。また、前作との違いを教えてください。

(変装シーンが多いことに関して)前作と比べられるんじゃないかと、実は撮影に入る前から悩んでいました。今回の映画では、僕自身の出演シーンはそんなに多くないんですよ。僕は“他人の体に入った”という設定なので。たぶん、その辺に違いがあるんじゃないかと思います。僕よりほかの俳優がたくさん出演する方が楽しそうだということで、監督と意見が一致しました。少ししか登場しないので、より集中して演じました。登場する度“シーンスティーラー(※)”になれるように(笑)。

※「scene stealer」。演技力と個性でシーンを圧倒する俳優のこと。スターより人気をさらう脇役に対して使うことが多い。

Q:特に女優とのケミストリー(相性)がいいですが、その秘訣は何ですか?

僕はとても恵まれた俳優だと思います。新人の頃に僕と共演した共演相手の方々が活躍しているのを見るのはいい気分ですし、そうやって言っていただける度に幸せです。秘訣というより、その方々の演技を見てあげるというか…自分の演技に欲張るより、相手の演技を見て受け入れる、そういう演技をしているからではないかと思います。



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