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取材記事

▼(左から)シム・ヒョンタク、イ・ジョンシン、オ・ヨンソ、監督、チュウォン、キム・ユネ、チョン・ウンイン

Q:役の紹介と、出演を決めた理由を教えてください。

チュウォン「清(中国)に留学した“カドナム”(気性が荒い都会の男性)、ギョヌ役を演じました。聡明で、“朝鮮の国宝”と呼ばれるほど王の寵愛を受けます。ヘミョン姫に出会い、天然な一面も見せつつ、彼女を愛し、守ろうとする男性です。入隊前の最後の作品になると思ったので、慎重に検討しました。ファンが望む“時代劇”と“ロマンチックコメディ”に『猟奇的な彼女』はぴったりだと思い、出演を決めました」

オ・ヨンソ「“彼女”のヘミョン姫役を演じました。塀を乗り越え、毎日お酒を飲み、暴力的で口が悪かったり…猟奇的な行動が多いですが、誰よりも民を愛し、弱い人の味方になってあげようとする正義感溢れるキャラクターです。是非最後まで見守ってください」

イ・ジョンシン「カン・ジュニョン役を演じました。王が一番信頼する忠実な臣下で、“彼女”に片思いする、観察府という現在の警察や検察に当たる人物です。見えないところで“彼女”を守ろうと努力します。素晴らしい先輩、作家、監督とお仕事ができて嬉しいです。良い勉強と経験になると思いますし、うまく演じられる自信もあったので出演を決めました」

キム・ユネ「チョン・ダヨン役を演じました。小綺麗で上品な両班(ヤンバン)家のお嬢様です。リーダーシップもあり、父に似て欲望の塊です。ギョヌが好きで、手に入れようと奮闘します。素晴らしい先輩方、作家、監督と一緒に仕事ができることが光栄で、ぜひ出演したいと思いました。初めての時代劇ですが、監督と先輩方のおかげで良い経験になりました」

チョン・ウンイン「チョン・ダヨンの父チョン・ギジュン役を演じました。元王妃を廃位させた主導者で、今の王妃を就かせた実勢、悪の中心です。朝鮮時代の国政壟断の黒幕であり、目で王を制圧したりもします(笑)。『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』の監督と、当時楽しく共演したチュウォンさんが出演するということが、出演を決める時に大きなポイントになりました。僕を信じてくださった監督に感謝します。そして何より、ギャランティーの条件が合いました(笑)」

シム・ヒョンタク「チュンプン役を演じました。流連荒亡な粋人で、遊ぶのが上手な人物です。その遊びっぷりは、恥ずかしくて台本を読めないくらいです。宮廷の事情を良く知っていて、後々ギョヌを助けることになります。SBSと言えばオ・ジンソク監督でしょう!(出演ドラマ『離婚弁護士は恋愛中』の)パク・ヨンスン監督と共にSBSの2TOP監督だと聞いています(笑)。だから出演したかったんです。監督、愛しています!(笑)僕をキャスティングしてくださってありがとうございます!(笑)」

Q:明日(5月16日)入隊を控えた心境はいかがですか?今回のドラマのためにどんな準備をしましたか?


チュウォン「明日入隊します(笑)。不思議な気分ですが、心境は思ったより悪くないです(笑)。先日友達と会った時は、友達から『ちょっと、笑ってよ!』と言われるくらい強張っていましたが(笑)、今は落ち着いて、楽になりました。『猟奇的な彼女』は入隊前の最後の作品ということで、すべての面で気を遣いました。より良い姿をお見せできると思います。“もし撮影中に(入隊)令状が出たらどうしよう”と、僕だけでなくスタッフまでみんなが心配しながら撮影したことが思い出されます(笑)」

Q:オ・ヨンソさん、女性主人公のキャスティング過程での雑音(※)があったにも関わらず、出演を決められた理由は何ですか?

※同ドラマのヒロイン役は当初、新人女優の発掘と称したオーディションで選ばれた。1,800倍の競争を勝ち抜いたヒロインだったが急きょ降板が決定、代わりにオ・ヨンソが抜擢された。


オ・ヨンソ「きっとこの質問が出るだろうなと、今日の制作発表会に参加するのが怖かったです(笑)。私だけの問題ではないので言いづらいのですが、女性主人公のオーディションがあったことも、1位に選ばれた方がいることも知っていました。私が出演オファーをいただいた時はすべてがまとまった状態でしたので、ものすごく悩みました。監督とたくさん話をし、台本を読みました。台本も相手俳優さんも監督も素晴らしい方々だったので、これは断れないなと思いました。このことは当時釈明したかったのですが、映画『国家代表!?2』の広報中だったので、(映画に)迷惑をかけないためにも、今になってしまいました」



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