ソ・ジヘ「残念ながらメロがありません。監督と初めてミーティングした時、『私はこれまでの作品でずっと片思いする役を演じてきたので、次はたくさんの男性に愛される役を演じてみたいです』と言ったら、『今回はメロがない』と言われて、“私は愛されない役ばかり演じるんだ”と落ち込みました。でも、撮影しながらメロがなくてもいいドラマだと思いました。
手術シーンや、人間の間の葛藤や、いろんな人生が見られるドラマです。そういうことだけで60分が短く感じるほど楽しいと思います。これまでとは違うメディカルドラマが誕生するんじゃないかという期待をしています」
コ・ス「ジへさんの話を聞いていたら思い浮かんだことがあります。メロはないですが、演じながらときめきを感じました。みんな心臓はありますよね。心臓、ハートを扱っていますし、人物の関係でときめきが多いドラマです(笑)」
キム・イェウォン「ポスターの“生きるか、助けるか、生き残れ”というフレーズのように、生命そのものを深く扱っているドラマだと思います。また、コ・ス先輩はお母さんとの物語があり、オム・ギジュン先輩は娘との物語があり、ジへ姉さんは自分の心臓が弱いなど、人間と命という素材は老若男女みんなが楽しく見られるストーリーだと思います。私たちはみんな生きていますよね…私、何を言っているんでしょう(笑)」
Q:印象に残っているシーンやエピソードがあれば教えてください。
コ・ス「9月27日午後10時に1話、2話が連続放送されます。序盤のパク・テスは感情的にすごくきついです。ネタバレになってしまうので、ドラマを通してぜひ確認してください。
慶尚道(キョンサンド)の梁山(ヤンサン)、大邸(テグ)、全羅道(チョルラド)の木浦(モッポ)、江原道(カンウォンド)など、たくさんの地方でロケをしています。現地の方々が応援してくださったり、優しくしてくださいました。特に病院内での撮影は申し訳ないですし、大変です。救急治療室で撮影している時、救急車が入ってくると邪魔になってはいけないので撮影を止めて、避けていました。そんな中ご協力してくださった方々に感謝の旨を伝えたいです」
ソ・ジヘ「手術シーンは結構時間がかかります。ダミーで手術シーンを撮影しますが、模型ではあっても心臓や血管など、臓器を見られることが不思議でした(笑)。医師の方々は4,5時間手術する時、水を1滴も飲まずにするそうです。撮影の時も5,6時間ずっと立ちっぱなしで手術シーンを撮影しました。撮影が終わってもそういったことが長く印象に残ると思います。ドラマが終わったら職業を変えたほうが良いんじゃないかと思うほど、注射を打つことなど、細かくやっています。初めての医師役なのでいろいろと印象に残っています」
キム・イェウォン「私はドラマの切り札なので、隠されています(笑)。ドラマで確認してください(笑)」