一つは頭を撫でられる、もう一つは壁ドンというどちらもトキメかないはずのないシチュエーションだったが、壁ドンのシーンに関しては、ユ・スンホも知らされていなかったようで動揺を隠しきれない様子だった。
再現中は終始客席から悲鳴のような歓声が。
自分でも照れてしまったユ・スンホだったが、ここで一旦退場。その間、会場には写真集撮影時のビハインド映像が流された。
映像が終わると、爽やかなブルーのジャケットに衣装を変えたユ・スンホが登場。先ほどの再現で汗をたっぷりとかいてしまっていたため「乾いた服に着替えてきました」とウイットに富んだコメントを残した。
そのまま、次のコーナーへ。
「あなたのお願い」コーナーと題し、事前にファンから募っていたユ・スンホへのお願いから選ばれたファンのお願いをユ・スンホが叶えてくれるというコーナー。
1人目のファンは、息子に野球を教えてほしいというママからのお願い。息子君と一緒にステージ上でキャッチボールをし、優しくキャッチの仕方などを教え、終始年上の兄のような雰囲気で接していたユ・スンホ。
「お兄さんが教えてあげたんだからね?将来有名になったら、写真も撮って、サインもしてね?分かった?(笑)」と念を押している姿に会場からは笑いが起こった。
2人目のファンからのお願いは、亡きご主人と腕を組んで歩くことができなかったため、ご主人の代わりに一緒に腕を組んで歩いてほしいというもの!ステージから降りて会場内をぐるっと一周し、夢のような時間を過ごし、終始和やかな雰囲気でコーナーは終了した。
最後に、俳優としてのユ・スンホの姿を見る事のできる特別なステージが披露された。前方スクリーンにてドラマ『ロボットじゃない~君に夢中!~』、『ボクスが帰ってきた』の一部シーンが流され、途中途中ミュージカルのようにユ・スンホがステージに登場し、キャラクターになりきって演じるというもの。中には客席に突然登場するサプライズもあり、ファンは歓喜した。
約2年ぶりのファンミーティング、素の姿も俳優の姿も見る事のできた素敵なイベントは、題盛況のうちに終了した。