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MBC every1『都市警察:KCSI』制作発表会


Q:チョン・ジョンミョンさん、出演のきっかけを教えてください。また、チャン・ヒョクさんの後任となりますが、それに対するプレッシャーはないですか?

MBC every1『都市警察:KCSI』制作発表会
チョン・ジョンミョン、イ・テファン、キム・ミンジェ、チョ・ジェユン
(c)m-up


チョン・ジョンミョン「個人的に『田舎警察』から警察シリーズが好きでしたし、楽しんで見ていたファンとして、一度は絶対に参加してみたいと思っていました。なので、シーズン2のオファーが来た時、悩むこともなくすぐに出演すると答えました。

チャン・ヒョクさんの後任ということへのプレッシャーはないですし、考えた事もないです。自分にできるだけの事をしようと思いました。バラエティだけどドキュメンタリーに近いので、未熟な姿を見せてはいけないと。実際の事件に接した時に、証拠を掴んで事件を解決できるよう教育を受けました。捜査物やジャンル物が好きなので、『都市警察』に合流したら多くのことを学べそうだと思い、出演を決めました」

Q:チョ・ジェユンさん、キム・ミンジェさん、チョン・ジョンミョンさんの第一印象と、共演した感想を教えてください。

チョ・ジェユン「可愛いです(笑)。ジョンミョンさんと初めて会ったのはドラマ『栄光のジェイン』でした。当時、ジョンミョンさんは“宇宙大スター”で、僕は脇役でした。アクションシーンの撮影途中、ジョンミョンさんのこめかみ部分を間違って本当に殴ってしまいました。撮影が終わってからジョンミョンさんが車に乗って出てこなくなってしまったんです。“どうしたらいいんだ。俺の役者人生お先真っ暗だ”と思いました(笑)。

10年ぶりの共演で、最初はぎこちなかったです。上記のような経験もありましたし、“宇宙大スター”ですので(笑)。ですが一緒に仕事してみたら、とても純粋な人だということがわかりました。思っていたイメージと違っていて、ジョンミョンさんは本当に誠実です。活躍が光ると思います。今回の『都市警察』を通して、どれだけジョンミョンさんが一生懸命生きているのか分かると思います。一緒に仕事してくれてありがとう(笑)」

キム・ミンジェ「ジョンミョンさんの第一印象は、恥ずかしがり屋、礼儀のある人、でした。仕事してみると、協力的で、同僚愛もあり、KCSIへの態度など仕事への姿勢が立派な人で、僕より一生懸命で誠実な姿に刺激を受けました」

Q:イ・テファンさん、演技者としては後輩ですが、警察としては先輩ですよね。チョン・ジョンミョンさんへアドバイスをしたことはありますか?

MBC every1『都市警察:KCSI』制作発表会
イ・テファン
(c)m-up


イ・テファン「学生の頃テレビで見ていた方だったので緊張もしたのですが、実際お会いしたら純粋で紳士的な方だと思いました。しっかりついてきてくださいますし、先任としてアドバイスすることもないくらいうまくやっていらっしゃいます。(チャン)ヒョク兄さんの空席を埋めてくださり、良い同僚で満足して撮影しています」

Q:前回の知能犯罪捜査チームと今回のKCSIの違う点は何ですか?

チョ・ジェユン「知能犯罪捜査チームは事件を追跡して犯人を捕まえますが、科学捜査チームは何もないところから何かを探し出さなくてはいけないということが難しかったです。KCSIは難しくないと思っていたのですが、知能犯罪捜査チームより何倍も大変でした。精神的にも辛かったです。トラウマもできましたし、撮影中、知能犯罪捜査チームに戻りたいと言っちゃいました(笑)」

Q:KCSIより知能犯罪捜査チームの方が合っていましたか?

MBC every1『都市警察:KCSI』制作発表会
チョ・ジェユン
(c)m-up


チョ・ジェユン「僕は警察自体合わないと思います(笑)。警察の業務はすごく大変なものでした。実は小さい頃、冗談で“マッポ”だったり警察を卑下する言い方をしたりしていたのですが、この現場に入って警察官の方々の苦悩を知り、個人的にすごく変化がありました。それらは有益で、幸せな過程だったのですが、職業としては僕と合いませんでした」

Q:警察役で多くオファーをもらうそうですね?

チョ・ジェユン「ドラマ『SKYキャッスル』以降、全て警察です。次の作品も、来年撮影に入る作品も警察です。元々人をいじめる(役)専門でしたが、今では人を捕まえる警察(役)専門になりました。今撮影しているドラマ『幽霊をつかまえろ』でも警察です。『都市警察』で学んだことが活かせていて、撮影しながら『警察はこうなんだ』と、できるだけ守らなくてはいけないことを取り入れながら演じています。俳優をやるうえで本当にタメになる作品です」

Q:チョ・ジェユンさんにとって『都市警察』とは?

チョ・ジェユン「自分自身との戦いです。現場に出動し、変死体の指紋を採取するのですが、それが大変でした。腐敗した臭いが体に染み付いて消えないんです。なによりその臭いが脳裏に焼きついていて。警察官の方々は移動の車内でお気楽で、“死体を見た後に笑っていてもいいのか?”と思ったりしました。ですが、そうしないと自分自身を保てなくなるんだという事が分かりました。各々のそういった方法を探すようです。なので、警察の仕事は自分との戦いだと思います」



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