Q :50年後を描くというアイデアはユナクさんからという事ですが、何故50年後を描こうと思ったのですか?
ユナク「なんとなくです(笑)。モチーフとしてアイドルの50年後がどんなものなのかというのが気になりました。僕以外のメンバーは若くしてこの芸能界に入っているので“アイドル”という教育を受けてきました。僕は20代半ばでアイドルになったんですが、そんな僕らは50年後どうなるのかなという思いが強かったのでやってみたいと思いました。それと僕らの過去や歴史はもう皆さんご存知なので、逆に未来を描きたいなとも思いました」
Q :実は最新シングル「BANG★」のMVティザーとしてこちらのショートムービーの映像が入っていたとのことですが、ファンの皆さんの間ではシリアスなストーリーと知らずに笑いが起きたとお聞きしました。今回特殊メイクなどにも挑戦されたという事でグァンスさんいかがですか?
グァンス「僕はメンバーの中で特殊メイクをする順番が一番最後で、僕の前がユナクだったのですが、ユナクがメイクをとりながら僕に“相当時間がかかるからすごく痛いと思うよ”と言ったので何をそんなに大げさに言っているんだと最初は思いました。ですが実際僕がメイクをとる時も2時間以上かかりました。メイクをする時には1時間だったので、とる時は痛かったし、時間が倍かかりました。そんな痛い思いをしながら特殊メイクで撮影した映像をライブツアーで皆さんに実際に見てもらった時にすごく笑いが起きていて(笑)。絶対に皆さん泣くと思っていたので不思議に思っていました。でも実際に映画をご覧いただいたら、意味がよくわかると思います。人生初の特殊メイクだったのですごく楽しかったです」
Q :他にもショートムービーについて印象に残ってる事はありますか?
ジヒョク「俳優としても活動していますが、メンバーと一緒に演技をするのはちょっと恥ずかしかったです。グァンスとユナクが喧嘩するシーンでも2人は真剣に演技をしていますが、僕たち他のメンバーは横で笑って見てました(笑)」
ユナク「台本の中でグァンスくんが“ユナクの演出はダサい”と言うセリフがあるんですが、それを実際グァンスくんの口から聞くと“そうなのかな?大丈夫かな?”と思ってしまいます(笑)」
ゴニル「印象に残っているのは特殊メイクをして、病院で撮影をしている時に他のメンバーを見るともう完全に老人なんですよ!鏡を見ると自分も老人だし。なかなかこういう経験はないと思います。なのでみんなで本当に将来こういう風になるかなと話していました。お芝居をしている時もグァンスくんが亡くなるシーンを撮影しながら、本当にグァンスが一番先に亡くなるのかな?とか考えてました(笑)。仕事というより人生を一緒に過ごしている人達なので“この中で一番結婚が早い人は誰かな?”とか普通の人生についても話してました」
ユナク「映画の中で、唯一家庭を持っているのが僕だけでしたよね!しかもなんで名古屋じゃなくて千葉なんだっていう(笑)。でもメンバーの話の中で老人になったらゴニルが一番イケメンでした。グァンスくんはちょっとチャラそうなおじいちゃんになってました。亡くなるシーンでも指輪を着けているのですが、監督が“さすがに指輪はとりましょう”と言ったらグァンスくんは“いや、これが僕なので”と言って断ったんですよ(笑)」
グァンス「これは台本を読んだ上で“死ぬ時までもグァンスらしく”という僕なりの役作りのつもりでした。自分が自分を演じる上で意味があるものだったんです」
ユナク「その亡くなるシーンの撮影でグァンスくんの手に触れた時に本当に冷たくて、“こいつ本当に死んでるかもしれない”と思いました(笑)」
Q :ソンジェさんは自分の特殊メイク姿をご覧になっていかがですか?
ソンジェ「僕は設定がアル中だったので…気を付けます…(笑)」
Q :SUPERNOVAさんはこれから全国の舞台挨拶に7か所回られます。そして8月28日発売の待望の1stアルバム『PAPARAZZI』のリリース記念イベントが舞台挨拶を実施する全国のイオンモールにて開催が決定していますが、全国のファンの皆さんに会いに行く意気込みも踏まえて、最後に一言メッセージをお願いします!
ユナク「日本デビュー10周年という事でメンバーとこうやって映画も撮れたし、アルバムも出せて、みんなで活動出来て嬉しいし、その中にファンの皆さんがいるのでとても頼りになって、感謝の気持ちでいっぱいです。さっき監督さんもおっしゃっていた通り、メンバーそれぞれがファンの方に対する愛の気持ちが強いのでリーダーとしてもすごくやりやすいです。皆さんを一番に考えているメンバーが素敵だなと思うし、僕たちを一番に考えてくれる皆さんもすごく素敵だなと思います。10周年イヤー残り半年ほど残っていますが、メンバーと仲良く、楽しく盛り上げていきたいなと思います。今日はありがとうございました」
最後にファンにはお馴染みとなった挨拶をして、会場を後にしたSUPERNOVA!
上演後の舞台挨拶という事もあり、会場もメンバーの話に真剣に耳を傾けていた姿が印象的だった。
日本デビュー10周年という節目を迎えたSUPERNOVAのこれからの動向からも目が離せない。