Q:役の紹介をお願いします。
キム・ヒエ「家庭医学科医師、チ・ソヌ役を演じます。愛しすぎて、愛の果てにいく役だと思います。果たしてこの役をうまくやり遂げることはできるかと不安になるほど、感情の起伏がすごく激しいです。
ヘジュンさんとは初めての共演ですが、こんなに演技が上手な方だとは知りませんでした。どんな人なのかすごく気になって、後から『毒戦 BELIEVER』など出演作を観ましたが、(演技が)本当にすごかったです。これからも何度も共演したいと思うほど、私の演技を引き出してくれます。いざ演技に入ってみると、本人は適当にやる感じなんです。私は興奮して、『カット』サインがかかっても感情が落ち着かないのに、ヘジュンさんは気楽にスタッフたちとふざけたりして、切り替えがすごく早くて裏切られた感じまでするほどでした(笑)。怪物のようです」
パク・ヘジュン「本当にありがとうございます。先輩にどう思われているか気になっていました。これからはもっと気楽に演じたいと思います(笑)。責任感を感じています。
チ・ソヌの夫、イ・テオ役を演じます。エンターテインメント事業をしていて、映画の製作を準備しています。病院の副院長のソヌに助けられていて、若干劣等感を持っています」
Q:出演を決めた理由は何でしょうか?
キム・ヒエ「まず、監督を信じました(笑)。周りに聞いてみたら、(監督を)『信じてついていけばいい』と言われました。原作を見ましたが、目が離せない魅力がありました。これが韓国ドラマとして作られたらどんな感じになるんだろうと気になりましたが、台本は、人間の感性は似ているかもしれませんがすごく韓国的で、気楽に読めました。最初から最後まで息をすることを忘れるくらい、(感情が)持っていかれて出演しか考えられないようにする台本でした」
パク・ヘジュン「原作を見て、“見て損した”と思いました。原作の役者の演技がとても素晴らしくて、僕もうまくやり遂げられたらいいのですが、その自信がなく、怖かったです。すごく演じたいけど、自分の能力では足りなそうで、逃げたくなりましたが、監督に会って説得されました(笑)。出演してよかったと思いながらも、一生経験することがないかもしれない感情を演じなければならなくて…。とにかく、出演を決めるまで大変でした(笑)」
キム・ヒエ「テオは妻を泣かせます。本当に最低ですが(笑)、そんな役を演じる勇気を出されただけで、また、そんな役に夢中になって演じられることも尊敬しています。自分がどう映るかとか気にせず、役者として、役になりきって演じてくれて、私もその感情をそのまま受けることができているので本当に尊敬しています(笑)」
パク・ヘジュン「僕はかなり注意力が散漫な方です(笑)。集中力がなくて、5分以上は集中できないのですが、先輩がその部分の中心をよく取ってくれます。“もっと集中しろ~”という雰囲気があります(笑)。先輩が方向性などをよく決めてくれて、ほかの役者と共演する時とまた違う緊張感があります。作品が進むべき道へ導いてくださって、力を得ています」
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