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取材記事

■『カンホジュン』
▼監督:ミン・ギュドン(『僕の妻のすべて』、『ハー・ストーリー』など)
▼出演:イ・ユヨン、イェ・スジョン

▼概要
療養病院で10年植物状態の患者と、その患者の保護者の面倒を見ている看病ロボット、カンホジュン(イ・ユヨン)は2人の中で助けるか悩みながら起こる物語を描く。

Q:ご挨拶をお願いします。


イ・ユヨン「カンホジュンとジョンイン役を演じたイ・ユヨンです」

イェ・スジョン「サビナシスター役を演じたイェ・スジョンです」

Q:イ・ユヨンさん、看病ロボットと母を看病する娘を演じましたが、もし本人ならどんな選択をすると思いますか?

イ・ユヨン「ジョンインの心を理解するのがロボット演技より難しかったです。いくら考えても、ああいう経験がないのでよく分かりませんが、家族が10年も昏睡状態でいると大変だろうし、疲れることもあると思いますが、私は最後まで親孝行娘でいたいです(笑)。絶望的ではありますが、極端な考えはしないと思います。ですが、極端な選択をすることもあり得ると、ジョンインの感情には共感できました」

Q:イェ・スジョンさん、信念が揺らぐ瞬間を経験する役ですが、どんな瞬間に揺らぎますか?

イェ・スジョン「カトリック教では絶対にやってはいけないことで、この生に来ることや去ることは、ただ神様によるものだという信念を一度も疑ったことのない人物ですが、ある瞬間、地獄の火の中で苦しむような人を見た時、自分がもう一歩近づいたら(命を絶たせ)楽にしてあげられるかもしれないという迷いが生じてしまい、どうすればいいか葛藤します」

Q:イ・ユヨンさん、ロボットと人間を演じましたが、人間らしいものとは何だと思われますか?

イ・ユヨン「ロボットと人間の違いは何だろう?と考えながら演じました。私が演じたロボットは、最初は人間なのかロボットなのか紛らわしいくらい人間に近いロボットです。ただ、苦痛や罪悪感、感情を知りません。人間的なことは、考えることや欲望があることだと思います。質問に緊張し、震えながら答えている今の私が最も人間的だと思います(笑)」



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