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取材記事

ボーイズグループプロジェクト『LOUD』制作発表会


Q:お2人は歌謡界で完璧主義者ということで有名ですが、お互いを見て驚いた部分は何でしょうか?

ボーイズグループプロジェクト『LOUD』制作発表会
PSY、J.Y. Park(パク・ジニョン)
(c)SBS


J.Y.Park「僕たちは多くの時間を一緒に過ごす仲なので、人として驚いた部分はありませんが、仕事してみて驚いたのは、初めての収録ですごく緊張したことです。良い意味で彼ほど図々しい人はいないんです。プライベートでは、数人がいても30分内にそこの雰囲気を和気あいあいとさせるんです。シャイなところが全くない人が緊張していて驚きました。3回目の収録になってやっとリラックスしていました」

PSY「『歌手生活が長くできた理由は何ですか?』と聞かれるたびに、『自己認識がちゃんとできるからだと思います』と答えます。僕は知らなくても知っているふりをするようなタイプではないです。緊張するしかなかったのは、知らないことが多かったからです。アイドルを作ることと、メディアが結合した時に起こることを初めて経験するので、どんな風に回っていくのかを把握する時間が必要でした。すごく学究的な姿勢で臨みました。この仕事は僕の些細な選択によって他人の人生が変わってしまうので、それが怖かったり、気になったりしました」

Q:プロデューサーとして相手と比べ自分の強みは何だと思いますか?

J.Y.Park「(PSYさんは経験がないので)この事務所に行く子たちはいろんな試行錯誤を経験すると思います(笑)」

PSY「JYPエンターテインメントにはもうアイドルが多いので、ここで選ばれてもいつデビューできるか分からないですが、僕の事務所に来たらすぐデビューできます。だって、この子たちしかいないですから(笑)」

Q:視聴者にどんな番組で覚えていただきたいですか?

J.Y.Park「ダンスや歌などの技ではなく、人を見るオーディション番組として覚えていただきたいです」

PSY「特異性または特別さで覚えていただきたいです。僕たちは『違う!』と主張しても、“何が違う?変わっていないのに”と思われるかもしれません。参加者の中に潜められている言葉を一言でも聞こうとする姿勢が視聴者に伝わってほしいですし、そんな番組として覚えていただきたいです」

Q:J.Y.Parkさん、『K-POP STAR』との違いは何でしょうか?

J.Y.Park「音楽産業が変わりました。1世代のアイドルは誰もが知っていますが、今はアイドルに関心がなくなっており、逆にアイドルファンは自分たちが応援するアイドルが大衆に人気があるかどうか関心がないです。また、前は歌とダンスが必須でしたが、今は歌やダンスが下手でも、ラップさえ上手かったらアイドルのメンバーになれます。『LOUD』はアイドルグループがどうやって作られて、どんな特性を持ったら価値があるのかなど、アイドルの世界を覗き見るきっかけになると思います」

Q:「私が作った曲を他人が歌って大ヒット」VS「他人が作った曲を私が歌って大ヒット」、どちらを選びますか?

PSY「“私が作った曲を他の人が歌って大ヒット”です。僕たちは人より特別な外見をしているので、作詞作曲能力が必須です(笑)」

J.Y.Park「“私が作った曲を他の人が歌って大ヒット”です。歌詞やメロディーを書くとき、自分自身がそこに入るので、他人が歌っても(その曲から)僕が見えますが、他の人が作った曲は僕が歌っても僕が見えないんです。なので、僕が作った曲に価値を感じられると思います」

PSY「(他人が作った曲を)まだ歌ったことがありません」

Q:J.Y.Parkがプロデュースした最高のダンスは、パク・ジユンの「成人式」 VS Wonder Girlsの「Tell Me」、どちらを選びますか?

PSY「普段から『「成人式」は韓国の振り付けの中で最高だ』と言っています。その曲のパフォーマンスを、(コンサートなどで)パク・ジユンさんより僕の方がずっとしてきたと思います(笑)。来年のコンサートでもう一度やりたいと思います(笑)。この振り付けは前衛的な部分や、アーティスト的な部分で最高だと思います」

J.Y.Park「作品性と大衆性で悩みましたが、より多くの人が楽しく踊っていた『Tell Me』を選びます。個人的に好きなのは『成人式』ですけど(笑)」



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