Q：ご挨拶をお願いします。


ジン・ハ「ソロモン役を演じたジン・ハです」

ユン・ヨジョン「晩年のソンジャ役を演じたユン・ヨジョンです」

イ・ミンホ「韓国と日本を行き来する商人であり、ヤクザとして生きていくコ・ハンス役を演じたイ・ミンホです。韓国でソンジャに出会い、運命的な恋をすることになります」

ユン・ヨジョン「私じゃないですよ（笑）」

イ・ミンホ「若き頃のソンジャに出会ってです（笑）」

キム・ミナ「若き頃のソンジャ役を演じたキム・ミナです。様々な苦難と逆境を知恵と愛で乗り越え、生存していきます」

Q：ユン・ヨジョンさん、キム・ミナさん、同一人物を演じる上で、撮影前や後に話し合ったことがあれば聞かせてください。

ユン・ヨジョン「ありません（笑）。私は晩年のソンジャで、彼女は若き頃のソンジャなので、スタジオで会ったこともありません」

キム・ミナ「同一人物を演じるので、スケジュールも全く違って会う機会がなかったです」

ユン・ヨジョン「一昨日、初めて会いました（笑）」

Q：前作『ミナリ』も移民者の物語という部分が共通していますが、どんな部分が違いますか？

ユン・ヨジョン「みなさんが見ながら探してみてください（笑）。両方とも移民者の物語ではありますが、違います。役を任せるとものすごくリサーチするタイプの役者さんもいるのですが、私は小説は読みましたが、役の状況に集中して演じるタイプです。人は逆境に陥った時、それを乗り越えることに精一杯で逆境であることに気づきませんよね（＝今回は逆境を乗り越える演技に集中しました）。名前も似てる（※）し、移民者の物語なので似ていると思われるかもしれませんが、時間的な背景も状況も、全く違います」

※『ミナリ』での役名はスンジャ、今回の役名はソンジャ。
Q：監督、ユン・ヨジョンさんと仕事しながら驚いた部分があれば聞かせてください。

監督「毎シーン感心しました。彼女の顔には歴史、韓国の歴史が詰まった地図があると思います。繊細な演技に感心し、毎瞬間感動しました。ミステリーな表情をカメラにもっと入れたいと思いました」

ユン・ヨジョン「私は高齢だからですよ（笑）」

監督「違います。本当に特別なものがあります」