Q：ご挨拶をお願いします。


ソル・ギョング「最近、頻繁にお目にかかります。カン・ホチャン役を演じたソル・ギョングです」


チョン・ウヒ「私もです（笑）。ソン・ジョンウク役を演じたチョン・ウヒです」


コ・チャンソク「久しぶりにお目にかかります。チャン先生役を演じたコ・チャンソクです」

Q：この作品を選んだ理由は何でしょうか？


ソル・ギョング「タイトルも、ストーリーも強烈でした。実話に基づいた物語だと聞きました。加害者の物語を扱った作品なので、読んでいると怒りや切なさなど、いろんな感情が湧きました。この物語が紹介されて、多くの方がこれについて一緒に考えるきっかけとなってほしいという思いで出演しました」

チョン・ウヒ「朗読公演がすごく面白くて、演劇も見た作品ですが、映画化されると聞いてどんな風に表現されるか気になりました。反面、怖かったです。演劇的に表現されるのと、映像で表現されるのは違うので、どんな風に違うかが気になりましたし、社会的な物語に関心を持っていたので、多くの方に見ていただきたいという思いで出演しました」

コ・チャンソク「シナリオを読んで怒りを感じました。一方では、役者である前に、子どもを持つ親でもあるので、"僕だったら違う選択をしただろうか？"と思うと自信がなくなりました。撮影しながら"僕は本当に正義の選択ができるだろうか"と改めて考えたくなりました。混乱しましたが、意味のある撮影でした」

Q：コ・チャンソクさん、公開を控えた心境を聞かせてください。

コ・チャンソク「（撮影を終えて）5年間この映画が日の目を見ることなく消えてしまうのではないかと気をもみながら待っていました。埋もれてしまうと思っていたこの作品が蘇ってすごく嬉しいです。顔をそむけてはいけない作品です。絶対に観客と会わなければならない作品なので歓びと感激でいっぱいです」