Q:目と音楽がコネクトの媒体となっていますが、これについてどう思いましたか?
チョン・ヘイン「シナリオを読んだ時、視野と聴覚の歌でコネクトすることを新鮮に感じましたし、作品を貫いていると思いました。ドンスは世の中と繋がりたがっていて、良く繋がった部分もありますが、良くない繋がりもあったと思います。
良くない繋がりはジンソブとの繋がりだと思います。社会生活をしていたらすべてが繋がり、積集合があるものですが、自分の意志ではなく他人の意志によって向き合いたくない状況や、避けたい人物や状況を浮かべながら演じました」
コ・ギョンピョ「この作品には痛覚、視覚など、いろんな感覚がありますが、特に聴覚で繋がる点が魅力的でした。音楽が与えてくれる力がありますよね。ある時聞いていた音楽を聞いたら、当時のことが思い浮かぶように、聴覚を通してコネクトするという部分は細かくて可愛いと思いました。
もし、特定の食べ物でなければ繋がらないというとおかしいですよね(笑)。音楽を通して繋がるというのはとても美しいと思いました。現場でもそのメロディーをずっと口ずさんでいました」
Q:キム・ヘジュンさん、『調査官ク・ギョンイ』のケイ役と似ているような感じがしますが、どんな違いがありますか?
キム・ヘジュン「ケイと似ている部分が確かにあります。しっかりしていて、純粋で可愛い面はイランが社会生活をしながらできたと思いましたが、ケイを演じたことが役に立ったと思います。ケイは演劇的で、決まった演技をしていましたが、イランはスタイルも変わっているし、予想外の行動をして、突然登場したりするので、演技まで目立ってしまうと邪魔になると思って、バランスを合わせて自然に表現する部分に気を遣いました」
Q:チョン・ヘインさん、片目で表現するのは大変だったのではありませんか?
チョン・ヘイン「演じる時、目はとても重要ですが、片目を隠して演じると、表現される部分が半分になるのがものすごいハンディキャップだと思いましたし、演じづらかったです。感情を片目で表現するのは初めて経験するハンディキャップだったので苦労しました。決まったアングルの中で表現しなければ観客に僕の感情がよく伝わらないと思って約束した演技をしましたし、そのために現場でスタッフや撮影監督にいろいろ助けてもらいました」
Q:コ・ギョンピョさん、サイコパスを演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?
コ・ギョンピョ「オ・ジンソブはただ人殺しを楽しんでいて、無感覚に感じるより、大きな名分を持って行動する人だと思いました。物静かで、落ち着いていて、戸惑う瞬間にも落ち着いて対処するので、人の仮面をかぶった怨霊だと思って、できる限り静的に表現しようとしました」
Q:キム・ヘジュンさん、新しいスタイルをした感想を聞かせてください。
キム・ヘジュン「個人的にも、作品でも脱色をしたことがありませんが、今回シークレットツートーンにブリーチしました。普段の私には絶対にできない経験なので、とても楽しかったです。衣装合わせを何度もしました。
監督はデパートより日本のビンテージショップで買ったような感じで、誰も真似できない、使用感のあるスタイルを望んでいるようだったので、衣装チームで用意してくれた衣装のほかに、家にある服の中で、あまり着ない服を持ってきたのですが、監督が選んだ服はほとんど私のものでした。私服がたくさん登場して新鮮な経験でした」