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取材記事

映画『対外秘』制作報告会


Q:イ・ソンミンさん、スンテはどんな人物でしょうか?

映画『対外秘』制作報告会
イ・ソンミン
(c)プラスエム・エンターテインメント


イ・ソンミン「スンテこそ‘対外秘’です(笑)。僕たちはよく分からないけど、見えないところで世の中を動かすものがあるのではないかな?とたまに思っています。スンテは見えないところで世の中を動かしている人物の象徴だと思いました。スンテは映画のタイトルのように‘対外秘’のようキャラクターではないかと思います」

チョ・ジヌン「僕も演技の経験が結構長いですし、先輩とも何度も共演していて、よく会っているのですが、現場ではいつもその人物として見えるのですごく不思議です。今回も‘うわ、本当に悪い人だ!元々あんな風に生きている人ではないのか?’と思うくらいでした(笑)。僕は特にリアクションしなくても、先輩の演技を見ているだけで悔しくなりました。先輩は演技でそのシーンのエネルギーを作ってくれて感謝でした」

Q:スンテのスタイルはどのように作られましたか?

イ・ソンミン「世の中には目に見える現像の裏に公開されていない部分が多いですよね。スンテのスタイルが出来上がるまで隠れている功労者が多いです。裏で血と汗を流してながら頑張っていろいろな資料をくれたスタッフや監督のおかげです。あのようなスタイルを一度してみたらどうかなと想像していました」

監督「ミーティングの時、直接スタイルを提案してくれました。シナリオを読んで、キャラクターについていろいろ考え、スンテのスタイルはこうであってほしいと言ってくれました」

イ・ソンミン「対外秘だったのに(笑)」

Q:キム・ムヨルさん、ピルド役を演じる上で重点を置いた部分は何でしょうか?

キム・ムヨル「体重の維持に気を遣っていました。監督と初めてミーティングした時、ヤクザ役なので増量することについて伺ったのですが、“大丈夫”と言われました。ですが、撮影に入る1ヶ月前に、突然“増量しろ”と(笑)。たくさん食べてトレーニングをしました」

チョ・ジヌン「すごく良い提案ではないですか!」

イ・ソンミン「(増量するのは)楽勝だろう?とても楽しかったんじゃない?」

キム・ムヨル「思う存分食べて12、13kg増量しました」

イ・ソンミン「だから現場でずっと何かを食べていたんですね(笑)」

監督「『悪人伝』の時、15kgを増量していたので、今回も十分にできると思いました」

イ・ソンミン「1月に15kg増量するのはちょっときついでしょう」

チョ・ジヌン「僕は2週間あればできます(笑)。お菓子では太らないですよ。夜12時過ぎて(ラーメンを)沸かさなきゃ(笑)」

イ・ソンミン「この作品を終えて、『未成年裁判』でムヨルさんと再会しました。この作品では本物のヤクザのようでした(笑)。あんな角張ったスタイルは珍しいですし、ちょっと怖い人だと思っていました(笑)。『未成年裁判』では‘どうやってあんな(純粋な)顔で現れることができるのだろう?’と驚きました。あるインタビューでムヨルさんを絶賛したことがありますが、(ムヨルさんの演技を見て)とても驚きましたし、素晴らしい役者になると確信しています」

Q:イ・ソンミンさん、チョ・ジヌンさん、『保安官』以来の共演ですが、今回のケミはいかがでしたか?

イ・ソンミン「何度も共演しています。『保安官』、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、『群盗:民乱の時代』など」

チョ・ジヌン「楽屋で“ケミとか、こういう話は止めましょう”と言っていたのですが、早速この質問が出ましたね(笑)。とても尊敬している先輩で、現場を穏やかで平和な雰囲気に作ってくれるので、とても心強いです。いつも難しい問題点にぶつかった時、一番賢明な代案を提案してくれるので信頼しています。‘ケミ’という言葉では足りません」

イ・ソンミン「ジヌンさんとの共演はとてもトキメキますし、また機会があって共演することになったら、その作品を選ぶ1番目の理由になると思います。わくわくしたり、ドキドキしたりします。ジヌンさんとのアンサンブルはいつも想像よりよかったので、それ以上のケミはないと思います。縁があればまた共演したいです」



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