Q:終映を控えた心境はいかがですか?
「個人的に(ジアンを)送るのがとても名残惜しいです。ジアンとして最善を尽くして過ごした時間が浮かび、寂しいです。1人の視聴者としてもっと見たいです」
Q:この作品への出演を決めた理由は何ですか?
「一般的な時間の流れではなく、過去と現在を行き来しながら、成長していくジアンの物語が魅力的だと思って選びました。シナリオを2度目もらった時、ドンウク先輩のキャスティングが決まっていたのでさらに魅力的でした。ドンウク先輩がジンマンだと思ったら新鮮で格好いいと思いました。兄さん特有のシニカルなトーンで登場した時が楽しみでした」
Q:最初に断った理由は何でしょうか?
「最初にオファーをいただいた時はドラマ『調査官ク・ギョンイ』が終わった直後でした。ジャンル物への出演が多かったため違う姿を見せた方がいいのではないかな?血が出ない作品がしたいと思いましたし、スケジュール的にも厳しくて断りましたが、また提案をいただいて、シナリオを改めて読んでみたらとても面白かったです。‘血が出ないものがしたいのにこれはすごく面白い。どうしよう’と悩みましたが、‘面白いんだからやろう!’と思って出演しました」
Q:ジアン役になぜキム・ヘジュンさんでなければならなかったと思いますか?
「ジアンはとても平凡な人物です。自分が特別であることを知らずに育った平凡な子ですが、内面に強さや決断力があります。監督は私の中の強さを見て、提案をくださったのではないかと思います。“『調査官ク・ギョンイ』での姿が良かった。ジアンのようだった”と言ってくださいました。ジアンは根性や怒りがありますが、監督から“あなたの怒りや強さはどこから出るの?”と聞かれたことがありました(笑)」
Q:アクションへのプレッシャーはなかったですか?
「そんなに大変だとは知らなかったのでワクワクする挑戦でした(笑)。アクションを演じてみたかったので、楽しそうだと思っていたのですが、やってみたら‘アクションは誰にでもできるものではないんだ’と、無力感も感じました。4ヶ月間アクションスクールに通いながら基礎体力を鍛え、銃の練習をし、ムエタイ道場に通いながらトレーニングをしました」
Q:アクションの実力は伸びましたか?
「私は全く基礎もなかったので伸びました(笑)。アクション俳優というには物足りない部分がありますが、人間キム・ヘジュンとしてはアクションに入門したくらい成長したと思います」
Q:冷蔵庫から飛び下りるシーンや、ドローンの攻撃に立ち向かうシーンなど、難しいシーンば多かったと思いますが、一番難しかったシーンは何でしょうか?
「全部難しかったですが、冷蔵庫シーンは違う意味で難しかったです。その高さで素早く飛び降りるのは思ったより難しかったです。難しかったというより飛び降りるまで勇気が要りました。アクションスクールで飛び降りる練習をしましたが、現場に行ったら高く感じられて手こずりました。ドローンや武器のシーンではパク・ジビンさんと驚きのレベルや演技のトーンを合わせるためにたくさん話し合いながら演じました」
Q:パチンコ、ライフル、ムエタイの中で一番大変だったのは何でしょうか?
「ムエタイです。頭では分かりますが、体がついていかなかったです(笑)。思ったより精巧で素早くて強い技の武術でした。短時間に習うのは難しいものです。長い修練が必要なものですが、短めに含蓄して習ってもっともらしく見せなければならなかったので難しかったです。力的に足りない感じがありましたが、最大限隠そうとしました。ムエタイはパシン役のキム・ミン先輩に教わりました。先輩が通っている道場に行って先輩や館長に教えてもらいました。先輩と私はレベルが違って、私は小学校5年生の子と一緒に練習しました(笑)」
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