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取材記事

【作品概要】
人生最後の希望を抱いてベルギーに行った脱北者ギワンと、生きる理由を失ってしまったマリがお互いに惹かれるようにのめり込んでいく物語を描く。


Q:ご挨拶をお願いします。


ソン・ジュンギ「朝から僕たちの映画に関心を持ってお越しいただき、誠にありがとうございます。作品を公開するたびに緊張しますが、『ロ・ギワン』ならではの情緒があるためかもっと緊張しています。温かく見守ってください。ギワン役を演じたソン・ジュンギです。お会いできてうれしいです」


チェ・ソンウン「マリ役を演じたチェ・ソンウンです。よろしくお願いします」

Q:ソン・ジュンギさん、作品の紹介をお願いします。

ソン・ジュンギ「ギワンの人生の旅程に関する物語です。最後の希望を抱いて行ったベルギーでなんとかして生き残ろうとするギワンの厳しい旅程を描きました。その中で様々なことが起こったり、癒されたりします。特にマリを通して癒されます。そんな意味で‘癒される映画’だと紹介したいです」

Q:台本を読んだ時、いかがでしたか?

ソン・ジュンギ「初めて台本をいただいたのはずいぶん前でした。6~7年前に台本を読んだ時、とても新鮮でしたし、胸が詰まったという感じが一番正直な感想でした」

チェ・ソンウン「どんなジャンルの映画なのか決めつけられず、不慣れで新鮮に感じました。台本を読み終わった後、世の中を見る監督の視線と心が温かいと感じました。結局、生きていくようにしてくれるのはどんな種類であれ、愛だというところが良かったです。ギワンが生きていこうとすることと、マリが生きていこうとするところから人間味が感じられて良かったです」

Q:ソン・ジュンギさん、ギワンはどんな人物でしょうか?

ソン・ジュンギ「生き残るために何でも掴まなければならない人です。言葉も通じない異邦人で、一人ぼっちのような感じの中でなんとかしてでも生き残ろうとするギワンの感情は今思っても哀れです」



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