みなさん、はじめまして。なつこと申します。よろしくお願いします。

これから私事を綴っていこうかと思います。たいしたものではありませんが、読んでいただければ幸いです。

私の今までのことを少し書きたいと思います。大阪で生まれ大阪で育った、生粋の関西人です。話にはオチをつけなければいけないと本気で思っています。はい。小さい頃から人見知りで、家庭訪問では必ずと言っていいほど、「おとなしいお子さんですね」と言われ続けました。でも、人見知りという話に、友達は誰一人信じてくれませんが…。そして何事もなく地元の学校に通い、まあ、いろいろありましたが(いっぺんに2本の骨を折って4ヶ月の入院生活など)、無事に就職もできて平凡な社会人生活を送っていました。

そして、初めての海外旅行で母と韓国へ行くことになりました。2人で当時爆発的人気だった韓国ドラマにハマり、そのドラマのツアーで行きました。そのころは韓国語なんて全く興味もなく、日本語吹き替えで見ていたくらいです。

旅行中もガイドさんの日本語で、韓国語に触れることも特にありませんでした。

夕食後、ホテル解散、まだ8時。遠くにそびえ立つソウルタワーが気になり、ガイドさんにどうやって行くかを聞くと、あのバスに乗れば行けますとのこと。心配性の母は言葉もわからないからやめておこうと止めましたが、チャレンジ精神旺盛な私は、行くと決めたら実行！ということで、2人でソウルタワーへ。無事にソウルタワーに着き、夜景を堪能しました。

さあ、来たときと同じバスに乗って帰ろう。同じ色の同じ番号のバスに乗りました。進むに連れて、あれ？見たことない景色…確実に来たときと違う道だ…これは大変だと気付き、すぐに運転手さんに聞きます。もちろん日本語で。運転手さんは日本語などわかるはずもなく、韓国語で何か言ってきますが、当時の私には怒られているようにしか思えないくらいの口調でした。

果たして怒られていたのか、韓国語特有の勢いだったのか。それでも必死にホテルの住所を見せ続けていたそのとき、救世主が現れました。