俳優チャン・ドンゴンは、1日に韓国で初放送されたドラマ『アスダル年代記』にタゴン役で登場、強烈な印象を残し、今後繰り広げられるドラマの展開に期待感を一層増した。 『アスダル年代記』は、まだ国もなく、王も存在しなかった、人と人ではない何かが共存していた時代を描く物語。 第1話は、主要人物たちの紹介で作られた。アスダルのセニョク族、ヒンサン族、ヘ族など部族の長であるサンウン(キム・ウィソン)は、月の平原を占めるために、ネアンタルを征服しようとする妙略を立て、ネアンタル抹殺という大戦争を開始した。 アスダル部族連盟のネアンタル抹殺大戦争は、幼いタゴン(チョン・チェウォン)の計略で行われた。そして、この戦争で生き残った最後のネアンタル1人まで抹殺するためネアンタルの大狩りは続いた。 10年続いたネアンタルの大狩り。タゴンはれっきとした成人となり、戦士であり英雄として崇められようになった。文武を兼ね備えた彼は、大姦部隊の長にその能力を尽くし、ネアンタルの大狩り後、反乱を制圧しに乗り出すなど、「アスダルの英雄」として存在感を露にした。 タゴンのどっしりとした存在感は、チャン・ドンゴンから作られた。覇気溢れる姿は、戦士を導く大姦部隊の首長の真価を表わし、単純な戦士ではなく、英雄として、指導者としての面貌を見せてくれたのだ。 (c)tvN チャン・ドンゴンのこうした魅力は、彼の数々の作品からは見ることのできない姿だった。外見から台詞、表情までがらりと変化。このキャラクターのために8kg増量したといい、これまでの紳士的、またはイケメンというイメージを完全に払拭した。 このように、チャン・ドンゴンの変身は華麗な装いではなく、ずっしりとしながら『アスダル年代記』で繰り広げられるドラマの展開に好奇心を誘った。品格のある変身で『アスダル年代記』の見る楽しみを生かしたチャン・ドンゴンだった。 (c)STARNEWS