あらすじ
日本企業ジュン・インターナショナルの後継者であるハン・イス(キム・ナムギル)は、創業者の義理の息子ヨシムラジュンとして生きていた。
頭が切れ勝負欲が強い彼は、任される仕事で次々と成功を収め、周囲からは金と権力を善とする人物と思われていた。
しかし裏の顔を隠して生きているイスは、「世界には均衡が必要だ」と言う相手に過酷な罰を下すことで、彼の世界の均衡を保っていた。
そんな彼が12年ぶりに韓国の地を踏むことになった。
そのきっかけとなったのが、カヤグループの一人娘であるチョ・ヘウ(ソン・イェジン)の結婚式。ウエディングドレスに身を包んだヘウは、誰かの熱い視線を感じた。
彼女は、その男が自分が少女だった時代に淡い恋に落ちた相手イスであることに気づかない…。
ヘウは、政略結婚で結ばれた両親に育てられたカヤグループの一人娘。
父親のスキャンダルによって、人知れず傷を抱えていた彼女は、唯一カヤグループ創業者の祖父チョ会長だけを尊敬し、頼っていた。
イスはそんなヘウの家に住み込み運転手として就職した父ヨンマンと共に屋敷に住んでいた。以前学校で偶然出会っていた二人は、お互いを意識し始め、その後恋に落ちる。
ある日ヨンマンは突然の死を迎える。この死の前、ヨンマンにはヘウの父ウィソンが犯したひき逃げ事故の罪を肩代わりして自首するという話が出ていた。そんな濡れ衣を着せられたまま謎の死を遂げた父の死には何か秘密があるだろう、そして父の無念を晴らそうと考えたイスは、大人になり復讐に乗り出す。