あらすじ
シオン(チュウォン)は幼いころ自閉症3級とサヴァン症候群と診断されたが、天才的な暗記力と空間認識能力、そして専門家顔負けの画力を持っている。
暴力的な父と体の弱い母に代わって育ててくれたチェ院長(チョン・ホジン)に助けられ地方の医大を卒業、韓国最高のソンウォン大学病院小児科にレジデントとしてやってくる。
ソウル駅に降り立った時、彼の目の前で負傷した子供を見つけ、応急処置をしているうちに、病院との約束時間を過ぎてしまった。
同じ時、チェ院長は自閉症を持っている人間を採用することは出来ないという理事たちの反対を押し切り、自身の院長の座をかけて、シオンを6ヶ月間臨時採用することを決める。
そんな彼を待っていたのはカリスマある小児外科の実力者ドハン(チュ・サンウク)。厳しいと有名な小児外科学会から最年少で資格を認められ、小さなミスに対しても厳しく、悪言を巧みに使うために誰からも恐れられている。
同じ小児科には才色兼備で自信に満ち溢れた女医ユンソ(ムン・チェウォン)がいる。小児外科ではドハンに対抗できる唯一の人物だが、実は彼女は学部生時代、ドハンに一目惚れしていた。
ユンソはシオンとともに行動するようになり、その卓越した知識と患者に対する態度に、次第に心を開いていく。
しかしシオンは突発的な行動も目立ち、小児科の医師たち、特にドハンから邪魔者扱いをされてしまう。