あらすじ
タン(イ・ミンホ)は韓国の産業化と歴史に大きく寄与した"帝国グループ"の息子。見た目も王子のようで背が高くハンサム、そして気品とオーラも兼ね備えている。
しかし彼は私生児という立場上、世間からの視線は冷たく、腹違いの兄からアメリカ留学を言い渡される。
留学ではなく、アメリカに追いやられたと感じているタンは、勉強どころか友達のジェイとつるみ、サーフィンなどに明け暮れている。
一方ウンサン(パク・シネ)は言葉が不自由な母のもとに生まれた。チキン屋、カフェとアルバイトをいくつも掛け持ち、友人のチャニョン(カン・ミンヒョク)からは彼氏でも作ればと言われる。
その上、チャニョンの彼女ボナ(クリスタル)からはチャニョンを誘惑するなと、ウンサンが気に入らない様子だ。
そんなウンサンは母が言葉を話せないことも嫌、アルバイトばかりするのも嫌、そして何よりこの人生に出口がないことに絶望を感じている。
明るく独立心も強い彼女だが、ある日自分で貯めたお金でアメリカに留学している姉から国際電話がかかってくる。
姉は金持ちの男性と結婚することになったと告げ、ウンサンは母から受け取った姉の結婚準備金を渡すためにアメリカへと旅立つ。二度と韓国へは戻らない決心をして…。
しかしアメリカで再会した姉は、結婚どころかアルコール中毒のアメリカ人と同棲していた。そして浜辺のカフェで客に媚びを売りながらウェイトレスをしていたのだ。裏切られたと思ったウンサンは姉と大げんかに。姉は金だけを持って逃げてしまった。
その後、ストランで行われたパーティでジェイに絡まれるウンサン。その後事件が起こり、タンはウンサンを家に呼ぶことに…。