あらすじ
チャン・ボリ(オ・ヨンソ)は、やぼったい短い髪に、短気で、いつも走り回っているおてんば娘。
本当の名前はチャン・ウンビだが二十年前のある日、母親が運転していた車が事故を起こしてその場に置き去りにされてしまう。
道をさまよっている時にド・ヘウオク(ファン・ヨンヒ)の車にはねられて記憶をなくすが、ド夫妻に保護されてボリという名前で育てられる。
ある日、本当の両親がチャン教授(アン・ネサン)とイナ(キム・ヘオク)だと知ったボリだが、二人はミンジョン(イ・ユリ)と一緒に暮らしていた。
ミンジョンはド・ヘウオクの実の娘だが、貧乏な暮らしが嫌で偶然出会ったチャン教授とイナ達に「自分は孤児だ」と嘘をついて養女になっていた。そんな彼女をチャン教授夫妻もわが子として育てていた。
一方、ボリが韓服名家の「秘術祭(ビスルチェ)」初代"針線匠"であり、人間国宝パク・スミ(キム・ヨンリム)の本当の孫だと知ったジェファ(キム・ジフン)は、ボリに礼儀作法を教える事にするが、ボリと過ごしているうちに淡い恋心を抱くようになる。
ジェファは小さい頃に母親を病気で亡くし、2か月もたたないうちに自分より2歳年下の子を連れた"新しいママ"がやってきて、育てられた。義母と折りが合わずに孤独を感じて生きてきたジェファだが、ボリに出会って人生が楽しくなり、韓服にも興味を持つようになった。
生まれ持った才能と韓服に対する情熱で韓国最高の韓服職人になるために奮闘するチャン・ボリと、実の娘と養女が入れ替わった2つの家族の物語。
※韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)