あらすじ
イ・リン(チョン・イル)は、王位継承第1位だったが、先王の父ヘジョン(チェ・ウォニョン)が嫉妬心と狂気に駆られた悪霊に取り付かれ、母を殺して父自身もそのまま死んでしまった。
ヘジョンが世を去ったのち、王室の策略により次の王はイ・リンではなくキサン君(キム・フンス)に継承された。
両親が死んで王位を失い天涯孤独になったリンは、宮廷から追い出され私家で暮らす事になった。
リンは誰より深い傷を持っているが、周りに辛い顔を一切見せずに明るく成長した。
そんなある日、リンは美貌の妓生(キーセン:韓国の芸者)を自分のものにしようと迫っている時に、突然彼女のことが好きな幽霊が見えた!
幽霊を見た後も知らん顔をして妓生に迫るリンだったが、腹を立てた幽霊が妓房の人々を攻撃し始め、リンにも瓦が飛んできた…
瓦にぶつかる!と思った瞬間、近くに居合わせた朝鮮最高剣術の実力を持った武官ムソク(ユンホ)がリンを救った…。
一方、白頭山(ペクトゥサン)マゴ族出身のドハ(コ・ソンヒ)は、太古的から白頭山の精気を守る巫俗集団の後継者として育てられた。
12年前に龍神族の首長であるサダム(キム・ソンオ)に連れて行かれた姉の為に毎日祈っていたが、ある日、姉が生きているという知らせが来て漢陽へと旅立った。
「幽霊を見る王子」イ・リンと、白頭山を牛耳る「野生女」ドハ、剣術で朝鮮最高の実力を持つ「氷の武官」ムソクの3人が漢陽で出会い、夜警人を団結する。
幽霊の存在を否定する者、そしてその幽霊を利用しようとする者、退治しようとする者、3つの勢力の間で繰り広げられるファンタジーロマンス!