あらすじ
テソン企業の長女ソ・ユンジュ(チョン・ユミ)は母親のユ・ジソン(ナ・ヨンヒ)からの神経質なほどの辛い仕打ちも常にいたずらっぽく受け流し、明るく素直に育った。
獣医として充実した生活を送っていたユンジュは、ある日ジソンの勧めでナムジュ産業の長男チャ・ソンジュン(コ・セウォン)とお見合いをする。
翌日、ユンジュはソンジュンとのお見合いを断ろうとジソンに「お見合いではなく恋愛結婚をする」というが、ジソンは「もう一度会ってみて」と結婚を強要した。
ジソンが結婚を勧めるには理由があった。
実は、ユンジュは父親と前の女性の間に生まれた子供。ユンジュはそれを知らずにジソンを本当の母親だと思って育ってきたが、ジソンは自分の子ではないユンジュに愛情を注げずにいた。
そんなある日、ユンジュは偶然「あなたの昔の彼女が産んだ子供を27年も育てた。結婚してすぐにあの子が来た。もう限界だ」と泣き叫ぶジソンの言葉を聞き、大きな衝撃を受ける。
自分が母親の実の子供ではないことにショックを受けつつも、それを両親に悟られないように明るく振るまうユンジュは、ジソンに「もう一度ソンジュンに会ってみる」と伝える。
一方、ナムジュ産業の次男チャ・ギジュン(チェ・テジュン)はニューヨークで経営学を学んでいたが、いつの間にか洋食料理にはまり、勉強をやめて突然帰国する。
帰国してすぐに友達に会いに行ったギジュンだが、そこでユンジュと最悪の出会いを果たす。
数日後、父親の言葉に逆らったことで家を追い出されギジュンは、レストランで働きながら一人暮らしをするために部屋を探し始める。
そんな時、ユンジュの産みの母親が経営する下宿を偶然見つけ、何も知らずにそこで暮らす事になる。