あらすじ
初代朝鮮王イ・ソンゲ(チョン・ホジン)の五男イ・バンウォン(ナム・ダルム/子役、ユ・アイン/大人役)は、武装勢力の家に生まれたものの自由な子供時代を過ごしていた。
父親を尊敬し「真の男はイ・ソンゲだ」と信じてやまないバンウォンだったが、窮地に立たされた友達を救うことも出来ず、イ・インギョム(チェ・ジョンウォン)に弱みを握られて従うしかないソンゲの姿をみて幻滅する。
そんな時、戦争へと向かう高麗を止めるために武力ではなく言葉で民を動かすチョン・ドジョン(キム・ミョンミン)の姿を見て、ドジョンの中に真の男の姿を発見する。
真の男になってインギョムを自分の手で始末しよう成均館(高麗時代の最高の教育機関)へ入学したバンウォンだが、そこではキル・テミ(パク・ヒョックォン)の息子キル・ユ(パク・ソンフン)が権力に笠を着せて悪をはびこらせていた…。
それから6年後。
キル・ユの悪事はさらに増長し、成均館の善は悪に支配されていた。
成均館の構図は社会の縮図と化し、世の中は強いものが弱いものを傲慢的に支配する世界になっていた。
どうにもならない現実のなかで、バンウォンがインギョムへの復讐を諦めかけていたある日、イ・バンジ(ピョン・ヨハン)がインギョムの側近であるペギュン(キム・ハギュン)を一瞬で殺す場面を目撃する。
バンジの存在が気になったバンウォンは後をつけ、ある部屋へとたどり着く。
そして、「新朝鮮」と書かれた地図を発見し、高麗を終わらせようとする者たちがいることに衝撃を受ける。