あらすじ
レストラン「プラミス」本社の部長ハン・ジフン(イ・ソジン)。「プラミス」の新メニュー発表パーティーの帰り、突然飛び込んできた少女チャ・ウンソン(シン・リナ)をひきそうになる。幸いにも、直前に車を止めて事故は免れたものの、ウンソンを救おうと一緒に飛び込んだウンソンの母カン・ヘス(ユイ)がジフンの車の前で倒れてしまう。
仕方なくヘスとウンソンを連れて病院に向かったジフンだが、ヘスがひかれたフリをしてわざと倒れたと思ったジフンはヘスを当たり屋だと誤解する。意識が戻ったヘスにジフンは、はっきりさせようと検査を受けさせる。ヘスは、検査を終えてウンソンと帰ろうとすると、ヘスを探している闇金業者に見つかって追われることに。ヘスは必死に逃げ、身を隠すために見知らぬ人の車に乗り込むが、その車はなんとジフンの車だった。
突然乗り込んだヘスとウンソンを見て、ヘスを完全に当たり屋だと確信して呆れたジフンは、ヘスを車から降ろして「子供まで連れてこんなことするな」と怒り、財布の中のお金を渡して行ってしまう。
その日の夜、父ハン・ソングク(キム・ヨンゴン)の誕生日を祝いに実家に訪問するジフン。ジフンのレストランの話で盛り上がっていると、ジフンの産みの母オ・ミラン(イ・フィフャン)が来て、騒ぎとなる。実は、ジフンはソングクの浮気相手だったミランの間で生まれた子供だった。
酒に酔って騒いでいるミランを連れてミランの自宅へ戻ったジフンは、ミランをきつく叱る。ミランは肝臓の病気が原因で余命宣告を受けていた。生きるためには肝臓の移植しか方法ないと言われているが、ジフンはドナーとしては不適合だった。死ぬ前にジフンが結婚する姿を見て、ジフンと嫁と孫と本当の家族写真を撮りたいと泣き崩れるミラン…。
後日、履歴書を入れていたレストラン「プラミス」から採用の連絡をもらい、出勤するヘス。仕事が終わり、ウンソンを連れて家に帰ろうとするが、家の前で待ち伏せている闇金業者のせいで夜まで公園で過ごす…。結局、営業時間が終わって閉まっている「プラミス」に入ってウンソンを寝かすことに。ウンソンが眠りについたとき、「プラミス」の2階にから降りてきたジフンをヘスが見つける。病院でのできごとを思い出し、お金を返そうとジフンを追って2階に上がると、ジフンとジフンの親友パク・ホジュン(キム・グァンギュ)の会話を聞いてしまうヘス。
「母親に肝臓を移植してくれる女を探して欲しい。お金は1億でも、2億でも出すがら、その人と契約結婚する」
これを聞いていたヘスは、動揺のあまりに物音を立てて、ジフンとホジュンに会話を聞いていたことがバレる。「なぜここにいるのか」と問い詰めるジフンに、ヘスは悩んだ末に口を開く…。
「その結婚、私がしてあげます」