あらすじ
最もホットなアイドルグループ"ジャクソン"を手がけた企画理事シン・ソクホ(チソン)。大手エンターテイメント事務所KTOPから、ジャクソンを連れて独立をすることが決まり、何もかも順調だと思っていた。
しかし、KTOPの代表イ・ジュンソク(チョン・ノミン)は、ソクホがジャクソンを連れて行くことがあまり面白くなかった。そして、ソクホの尻ぬぐいばかりで出世もできずにいた室長キム・ジュハンと手を組んでソクホを陥れようと計略を立てる。
エンターテイナーとしては最高だが、人間としては最低だったソクホは、今になってその報いを受けるかのように次々と壁にぶつかる。ジャクソンのリーダーであるジヌ(アン・ヒョソブ)の名前で曲を書かせたゴーストライターが、自身の名前で曲を出してくれと必死に訴えるが、全く聞き入れようとしないソクホのせいで自殺してしまう…。
接待の途中、この連絡をもらったソクホは急いで車で向かうが、ジヌからの「死にたい」というメールで電話をかけようとしたところ、交通事故を起こす。
ソクホは交通事故の被害者に示談を持ちかけるが被害者は示談を拒否し続け、結局ソクホは刑務所行きに。しかし、これはすべてジュンソクとジュハンが仕掛けた罠で、被害者はジュハンから莫大なお金をもらっていた。
そして、ソクホが刑務所に入っている間、ジャクソンをKTOPに戻して再契約をさせるジュンソクとジュハン。刑務所のテレビでこの報道を見たソクホは憤然とする。出所後、弟のように可愛がっていたジャクソンのメンバーらにも連絡を絶たれ、知人たちには無視され、一人残されるソクホ…。
人生初の挫折を味わい、どん底まで落ちたソクホは道端で崩れ落ちていると、音楽アカデミーの建物からアカデミーのPR曲が流れ始める。その曲の歌声を聴いた途端、何かに取り憑かれたかのようにスピーカーに釘付けになるソクホ。そこに、その歌声の主人公であるハヌル(カン・ミンヒョク)がソクホの存在に気がつく。