あらすじ
朝鮮王朝創世記を舞台にした権力抗争や、男女の愛憎劇を綴った時代劇。
王の命令に逆らい、イ・ソンゲ(のちに朝鮮王朝建国の王 太祖)は威化(ウィファ)島で兵を戻らせ、強力な軍の力を利用し実権を掌握。王の座に即位しようとするが、高麗の忠臣たちの反発もますます激しくなる一方だった。反対勢力の中心的人物で、当時学者として名の高いジョン・モンジュの説得に息子のイ・バンウォン(のちに朝鮮3代目の王 太宗)が立ち上がり、朝鮮建国に一緒に参加することを勧めるが、ジョン・モンジュはそれをきっぱり断る。やがてジョン・モンジュはイ・バンウォンにより殺されてしまい、それから2ヵ月後にイ・ソンゲは王位に就き、朝鮮が建国された。そして太祖イ・ソンゲの右腕として朝鮮建国に貢献したジョン・ドジョンとイ・バンウォンの対立が始まった。
一方、イ・ソンゲは後継者を誰にするか、考えあぐねていた。なぜならイ・ソンゲには、2人の婦人とそこから生まれた8人の息子がいたのだった…