あらすじ
運命より強い愛の神話が始まる!
“遠い昔…太古の神が支配した神山の麓にメ族とファサン族が暮らしていた。ある日、メ族は天下を取ろうとファサン族との戦争を起こし、ファサン族が崇拝していた神山は災いを下しメ族の欲を罰した。その後すべてを失くし荒野へと追いやられたメ族は、宿敵神山とファサン族を戒めようと、神人千人の血と骨を溶かし天剣を作り、完成のためファサン王族の跡継ぎを最後の財物としようとするのだが…”
天と地を治める精霊“神山”の麓にメ族とファサン族が暮らしていた。天下を取るというメ族の欲望はファサン族との戦争を巻き起こし、神山の呪いを受けてしまう。すべてを失い荒野に追いやられてしまったメ族は神山の災いに耐えながら、部族再建の日を待っていたのだが…。数百年が経ち、悲劇的な2つの部族の運命を無視するようにハンとスの間にピ(チェ・ジンシル)が生まれた。メ族の唯一の希望はピの血をもらい天剣を作ること。
メ族の女族長であるス(イ・ミスク)は天下を支配しようとする野望を抱いており、部族の永生のためファサン族の血が流れる自身の娘ピを殺さなくてはいけない状況に。一足遅くその事実を知ったハンは、神山の秘密を抱え生まれたピを連れ、愛のために捨てた故郷ファサン村に向かった。
ファサン族として生きることとなったピは同い年の武士ダンとジョク(ソル・ギョング)、そして跡継ぎのヨン(キム・ユンジン)との固い友情を結び寂しさを埋めていった。
ファサン族最高の武士であり、族長の後継者とされているジョクは、ヨンとの結婚を準備しつつ、ピの悲劇的な運命を知らないまま恋に落ち…