あらすじ
1604年にリュ・ソンリョン(キム・サンチュン)が執筆した懲泌録の内容をもとに、文禄・慶長の役が起こる前から、1598年にイ・スンシンが戦死したノリャン海戦までの時期に巻き起こった話を題材にした物語。
世は日本と朝鮮が断交していた時代。
豊臣秀吉は、150年の断交を結ぼうと朝鮮に使臣を送るのだが、14代王ソンジョ(キム・テウ)は彼を簒奪者と考えていたため、門前払いしていた…。
だが、二度目はただ引き下がる日本ではなかった。国交を結ぶため、強気できた日本に対し、朝鮮は東人、西人へと分裂する事態に。
学者であり、実践と実験の結果を重要視する行政家でもあったリュ・ソンリョンは、文禄・慶長の役の時、領議政(最高の中央官職)に任命され、戦乱のなか朝鮮を総指揮した。
後に彼は、「懲毖録」の著者となる…。
波乱万丈の16世紀の朝鮮を、リュ・ソンリョンはどのように乗り越えていくのか!?