あらすじ
韓国が目覚しい経済発展を遂げていた1970年代。
政治資金が必要だった政府は、中央情報部主導で漢江(ハンガン)以南地域の開発を背後から指揮する。
その中心人物のピリョン(チョン・ボソク)は自分の成功のためなら手段を選ばない冷血漢。
ある日、資金繰りに苦しんでいるテソブ(イ・ドクファ)が訪ねてくると、ピリョンは金塊の密輸を手伝う友人テスを殺して金塊を奪ってくるよう命令する。
結局、テスはピリョンの銃弾に倒れ、共に死の危機に立たされたテソブはピリョンに忠誠を誓って命を救われる。
その場を密かに目撃していたテスの長男ソンモ(パク・サンミン)は、復讐を誓いながらピリョンに近づき、彼の手下になる。
ソンモの弟ガンモ(イ・ボムス)と妹ミジュ(ファン・ジョンウム)は両親を亡くして離れ離れになってしまう。
後にテソブに能力を買われたガンモは企業家への道を進み、自分に思いを寄せるテソブの娘ジョンヨン(パク・ジニ)と一緒にテソブの建設会社を育てていく。
しかし、テソブの会社には学生時代からガンモとライバル関係にあったピリョンの息子ミヌ(チュ・サンウク)がいたのだ!
父親の復讐を試みるソンモと、企業家への階段を着々と登っていくガンモ、そして妹ミジュ。
バラバラになった三兄弟が、父親の仇と関わりながら韓国経済の中枢をなす!